コグマ ページ36
『お邪魔します』
海でゆったりした後、スンチョルさんのお家に来た
出迎えてくれたのは一匹のワンちゃん
白くてふわふわで可愛いこの子はスンチョルさんの愛犬のコグマ
SC「クマや、ただいま」
スンチョルさんの足元をぐるぐると回る
屈んでクマに目線を合わせると、キョトンとした目で私を見る
『初めまして、私はAだよ』
そう言って手を出すと頭をスリスリと当ててくる
どうしよう、可愛すぎる
SC「ほら、クマ行くぞ」
そう言って広い廊下を歩いて、リビングにいく
SC「クマの相手しといて」
なんて言われるけど、
キッチンに立つスンチョルさんの方へ行く
コップを両手に私を見る
SC「どうした？」
『あ、えっと、、次から私が淹れれるように場所覚えておきたくて』
口を小さく動かしてそう言うとフッと笑われる
こっちには、と場所を教えてもらいながら手際よくコーヒーを入れるスンチョルさんに見惚れる
かっこいいなぁ
SC「見過ぎ」
『だって、かっこよくて』
そう言うと顔を緩ませる彼
私の腰に手を当て、身体を引き寄せる
SC「スンチョルって呼んで」
『スンチョル』
SC「ん、A」
彼に呼ばれた名前ドキドキと鼓動が早くなる
顎に手を添えられ、降ってくるであろう口に目を閉じる
「ワン！」
クマによって邪魔され口は降ってこなかった
目を開け下を見ると足元で尻尾を揺らしているクマ
やークマ！なんてクマに当たるスンチョルさんのほっぺに口を当てる
『クマと待ってるね』
放心状態の彼の腕から抜け出し、クマと2人で遊ぶ
SC「あー本当にもう」
なんてさっきよりも顔がゆるゆるのスンチョルが頭を抱えていたなんて知らない
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やーが(プロフ) - 完結おめでとうございます！これからの続編も楽しみにしています☺️ (11月1日 1時) (
レス) @page35 id: 9fbd62edcc (このIDを非表示/違反報告)
ayumu(プロフ) - とても好きなお話です！たくさん更新してくださってありがとうございます- ̗̀♡⃛ ̖́- (9月28日 0時) (レス) @page10 id: 3aa1a3bfb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吏 | 作成日時：2023年9月7日 22時
