好き ページ34
名前を呼ぶと振り返りこちらを見る目
彼に向かってはやく進む足
せっかく可愛い格好をしているのに、似合わない行動
2人に見られたら怒られちゃうな笑
不安定な足場の浜辺に足を取られ、バランスを崩し前に倒れる
いや、倒れてなかった
倒れる瞬間、走って来たスンチョルさんに支えられたから
SC「あぶなっ、怪我は？」
上を見ると、大きな目で私を見る
『好き』
気持ちが溢れ、声となって出る
私の言ったことに固まる彼
『スンチョルさんが好き』
『友達じゃなくて、1人の男の人として好きなの』
そう伝えると、ギュッと抱きしめられる
彼の匂い、体温に包まれる
SC「俺も好き」
頭の上から聞こえた言葉に、驚いて身体を離し顔を上げる
SC「イムAさん、ずっと好きでした」
「俺と付き合ってください」
しっかりと目を見ながらそう言われる
『こんな私でよければ』
笑顔でそう答えるとさっきよりも強く抱きしめられる
私の肩に顔を埋めるスンチョルさん
SC「夢じゃないよな、これ」
『夢じゃないよ笑』
私の言葉にパッと顔をあげ、優しい眼差しで見下ろす
腰にあった手が頬に添えられ、そっと目を閉じると唇に温かく柔らかい感触がした
優しくて甘いようなそんなキス
目を開けると、微笑む彼と目が合う
SC「ほら、行こ」
『うん！』
そう言って差し出された手を握った
.
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やーが(プロフ) - 完結おめでとうございます！これからの続編も楽しみにしています☺️ (11月1日 1時) (
レス) @page35 id: 9fbd62edcc (このIDを非表示/違反報告)
ayumu(プロフ) - とても好きなお話です！たくさん更新してくださってありがとうございます- ̗̀♡⃛ ̖́- (9月28日 0時) (レス) @page10 id: 3aa1a3bfb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吏 | 作成日時：2023年9月7日 22時
