ひとりじゃない ページ23
SCside
ゴセの撮影中、俺のスマホが鳴った
SC「あ、悪い」
そこで一旦撮影は中断になった
ポッケのスマホを取り出すと、知らない番号から
サセンか？誰だ？
SC「ヨボセヨ？」
「あ、俺。Aのマネージャーだけど」
なんだヒョンか
安心したと同時に疑問が湧く
何で電話してきたんだ？
「お前今Aと一緒にいるか？」
SC「いませんけど、、、何かあったんですか？」
「いや、気にすんな。急にかけて悪いかったな」
SC「ヒョン！何があったんですか、教えてください」
撮影後、1人で現場を出てタクシーに乗り急いで言われたところに向かう
─────Aがいなくなったんだ
さっき言われた事がまだ理解できない
詳しい事は知らないが、次へ次へと違う場所に向かい探す
次に着いたのはただの交差点
こんなところにいるとは思えないが、少しの希望を持ち探す
少し歩いていると、見慣れた人が赤信号にも関わらず進んでいく姿が見える
足を早めて、彼女の方へと向かい腕を掴む
SC「何、してんだよ」
少しの怒りも含んだ声で問いかけても、返事は何も返ってこない
暗く、何を考えているか読めない表情の彼女の手を持ったまま
ヒョンに見つけたと連絡し、乗ってきたタクシーで彼女の家まで連れていく
エントランスでヒョンと合流して、そのまま家の中まで上がらせてもらう
家に着いても暗い表情のままで一言も話さない
「どこか行く時は連絡しろって、」
呆れたように言い始めたヒョンは俯いている彼女の姿を見て口を閉じた
一息吐いてから俺の方を見た
「急に呼んで悪かった。ありがとうな」
SC「いや、大丈夫ですけど」
彼女の姿を見て心配になるが
事情を知らない俺はどうすることもできなくて口を紡ぐ
Aさんに向けて、休むよう言って2人で家を出ようとすると声が聞こえる
『行かないで。1人は嫌』
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やーが(プロフ) - 完結おめでとうございます！これからの続編も楽しみにしています☺️ (11月1日 1時) (
レス) @page35 id: 9fbd62edcc (このIDを非表示/違反報告)
ayumu(プロフ) - とても好きなお話です！たくさん更新してくださってありがとうございます- ̗̀♡⃛ ̖́- (9月28日 0時) (レス) @page10 id: 3aa1a3bfb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吏 | 作成日時：2023年9月7日 22時
