事故 ページ21
そして、ミュージックバンクのMCも残り1ヶ月ほどになったある日
メイク中にスンチョルさんから来ていたメッセージを返しているとメイクオンニが話かけてきた
「あ、また連絡してる」
『勝手に見ないでくださいよ！笑』
「ごめんごめん笑」
スンチョルさんとはあれからご飯を食べに行ったりした
そこまでは前までと変わらないけど、変わったことが1つある
それは、かわいいとか綺麗だとか、褒められるようになった
正直、そうゆうのには慣れてないから少しドキドキする
メイクも完成して、カメラの前に立ち
今週もいつもの挨拶をボミンとする
番組も後半になった時、マネオッパが血相を変えて私の方へと来た
「A！」
『どうしたの？』
「お前のお父さんが事故に遭って病院に搬送されたって」
どういうこと？
アッパが事故って
『大丈夫なんだよね？そうでしょ？』
「まだ何もわからない」
「MCの2人、スタンバイお願いしまーす」
私を呼ぶような声が聞こえる
けど、足はその場に張り付いたみたいに動かない
「荷物はこっちで準備しとく。エンディングだけしてこい」
ほらっと私の背中を押すマネオッパ
エンディングを進めていくけど、頭はアッパのことばっかり
放送をし終え、誰よりも早く楽屋へと駆け足で戻る
「車に用意はできてるから、すぐ着替えろ」
急いで着替え、車に乗り震える手を抑える
大丈夫
アッパは私を置いてどこか行かない
「ほら、はやく行け」
病院の中に入り、受付でアッパの場所を聞く
走っちゃダメだとわかっていても足は止まらない
『アッパ！』
部屋に入ると、綺麗な寝顔のアッパがいた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2298人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やーが(プロフ) - 完結おめでとうございます！これからの続編も楽しみにしています☺️ (11月1日 1時) (
レス) @page35 id: 9fbd62edcc (このIDを非表示/違反報告)
ayumu(プロフ) - とても好きなお話です！たくさん更新してくださってありがとうございます- ̗̀♡⃛ ̖́- (9月28日 0時) (レス) @page10 id: 3aa1a3bfb2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：吏 | 作成日時：2023年9月7日 22時
