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〔看板〕 ページ5
小学校に入る前の娘であるAと遊園地に行った。
入り口には看板が貼ってあって、「楽しんでね」と書かれていた
まだ字が読めるようになったばかりのAが、まじまじとその看板をみていている姿が微笑ましかった。
ジェットコースター、観覧車、コーヒーカップ、と色んな乗り物に乗ったが、
しかしどうにもAはそわそわして楽しんでいる様子がない。
なんでだろう?
俺は「せっかく遊園地に来たんだから入り口に書いてあるようにしないと駄目だぞ。」
と言うと
やたら暗い顔になるA。
まだAには遊園地は早かったのかな?
その日は、仕方ないから帰ることにした。
そしてAはその日
自¸殺した。
俺は今でも自分を許せないでいる。
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作者名:ルルリラ | 作成日時:2021年12月5日 8時