今日:19 hit、昨日:0 hit、合計:238 hit
小|中|大
〔はなしたくない〕 ページ21
ゆうま「怖い話でもするか?」
学校の帰り、ゆうま先輩がそう言った。
怖い話が苦手だった自分は「結構です。」と反論したがおかまいなしに話し始めた。
ゆうま先輩の話しによるとつい3日前に駅のホームで転落事故を目撃したらしい。
若い女性が、酒に酔っていたのか線路の方へ近づいて行きそのまま転落したという話だった。
ただ、その時近くに男性が立っていてとっさに女性の腕をつかんだが
自分も落ちると判断したのか男性はその手を離し女性を見殺しにしてしまった…。
後味が悪い、嫌な話…。
まだ幽霊が出るような話がよかったよ…。
私はあからさまに暗い表情をしていた。
ゆうま「まー、俺もはなしたくなかったんだけどね。」
·
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ルルリラ | 作成日時:2021年12月5日 8時