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〔姉ちゃん〕 ページ15
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夏休みのこと。
午前中で部活を終えて私はくたくたになりながら帰ってきた。
昼飯食べて、そのまま疲れてリビングで寝てしまった。
起きた時にはすでに時刻は夕方だった。
家にいるのは、別室にいる母親だけのようだった。
目を覚ますためにシャワーを浴びて、着替えを取りに2階の自分の部屋へ行った。
すると、隣の姉の部屋からなんやら声が聞こえた。
姉ちゃんも家にいたのか。
よく聞くと笑い声だった。
声を押さえながらも、笑っちゃってるみたいな声。
さてはなにか変なテレビでも見てんだろう。まぁ興味ないけど。
あ。そういえばこないだ姉ちゃんに貸した本返してもらわなきゃ。
と隣の部屋をノックしようとしたその時、したから母親の声が聞こえてきた。
「Aー!お姉ちゃん今バイト終わって帰ってるんだけどなんか買い物で頼むものある?」
「…」
私は急いで階段を駆け降りた。
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作者名:ルルリラ | 作成日時:2021年12月5日 8時