だって、 ページ6
・
・
・
村「いや、俺委員会あるから」
「おうふ」
・
・
まさかの裏切り。いや勝手に約束を取り付けたのは私だけれど。
これは困った。
第一ミッション。横子さんに会わずに帰る。
・
・
・
横子「あ」
「あ」
・
・
教室にいないからもう帰ったと思ってた。
昇降口にいるとは思わないじゃん?
・
ほら、近づいてくるし!
・
・
・
横子「村上さんは?一緒に帰るんだったんでしょ?」
「今から、来るって」
・
目が泳いでる気がする。
落ち着け私。
彼女に諦めてもらうんだ。
・
・
・
・
横子「嘘つき」
横子「私、全部知ってるから」
・
・
・
近づいた美少女の顔。
あ、なんかいい匂いする。
・・・・・・じゃなくて
手を掴まれて引っ張られていく。
一緒に帰るんですか。
・
村上のあほんだら。
・
横子「ふふ」
・
あんまりにも嬉しそうにしてるから
繋ぎ返しちゃったよ。おてて。
11人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:よもぎもち | 作成日時:2022年5月20日 21時