まぁそういうこと ページ19
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丸「横子ちゃん〜」
横子「いちいち来ないで」
どうやら二人はかなり仲が良いらしい。私が知らなかっただけで。
丸「今日一緒に帰らん?寄りたいところあんねん」
横子「一人で行って」
丸「なんでそんな冷たいん!?」
ねぇ〜とふにゃふにゃな声で横子さんに縋る丸山。
横子「しつこいったら」
そう言って丸山の頭をくしゃりと撫でる横子さん。
・
あぁ、ちょっと、今のは
心臓あたりがチクッとした。
・
「横子さん丸山と今日は帰りなよ」
横子「、え」
「たまには丸山優先してあげて」
ね?、と念押しすると後ろで目を輝かす丸山。
丸「ほんま?ありがとうAちゃん!今度お礼するな!」
丸山すっごくキラキラしてんなぁ。
・
これで良いんだよ。これで。
ずっと見てて思ったけど、並ぶ二人は誰よりも付き合ってるように見えるし。
やっぱり私以外の方がいいって思う反面、
やっぱり私以外の方がいいって少し落ち込んだ。
でもこれって悪いことじゃないよね。
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作者名:よもぎもち | 作成日時:2022年5月20日 21時