沈みそう。 ページ16
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光「あ、これかわいい」
「ほんとだ。めっちゃかわいい」
光「でもなんかなぁ、私には似合わない」
「ええそうかな。なんでも似合うじゃん。光」
光「ん〜、あんたもなんか、違うなぁ〜」
「そりゃぁね。どっちかって言ったら」
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"横子さんに似合いそう"
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呑み込んだ。
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光「どしたの」
「いや。うーんやっぱ白のピアスっておしゃれ上級者って感じ」
光「それな。雑誌で見て一目惚れだったんだけどなぁ」
真っ白なピアス。
真っ先に思い浮かんだのは真っ白な肌の彼女で。
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「横子さんピアス開けてるんだ」
横子「うん。すば子が開けてくれた」
髪を耳にかけて現れる黒の小さなピアス。
横子「Aちゃんはピアス開けてないの?」
「だって痛いじゃん」
横子「開けてあげよか」
「・・・・・・覚悟できたら」
横子「ふふ。一生できないやつや」
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「似合うん、だろうなぁ」
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作者名:よもぎもち | 作成日時:2022年5月20日 21時