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2episode 【もう一度だけ】 ページ3

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机に突っ伏して泣いていると目の前に現れたのは後ろの席の赤沢くんだった.









「どこ痛いの…?」







心配そうに私を見つめる赤沢くん.








『ううん…,何でもないの.』








止まれ涙.









柊吾くんに振られたからって泣くな.









それでも私の意志だけでは涙はおさまらなくて.








「大丈夫,大丈夫だよ.」






『えっ…赤沢くっ…ん,?』







赤沢くんに赤ちゃんをあやす様に抱きしめられるまで私は中々泣き止めなかった.









「ごっ,ごめんっ…嫌だったよねっ….」









申し訳無さそうに謝る赤沢くん.









どうしよう.









さっき振られたばっかなのに









もう恋なんてしないって決めたのに___.

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作者名:ひな | 作成日時:2021年7月6日 21時

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