私、７人兄弟の長女です！【stpr】

よんじゅうさーん ページ43

【you.side】



「誰か掃除機持ってきてー！」





皆で家を掃除していた時の事。





2階から聞こえた長男のななの声。





『おっけー』





ななのために、とキッチンを掃除していたたわしを置いて掃除機を取りに向かった。








「ありがとうお姉ちゃん！」





『いえいえ！ご苦労様、ご褒美にお菓子作っとくね！』





「俺も食いたい！」




「僕もー！」




さところの声が1階から響く




「俺も食べたーい！」




「兄ちゃんたちだけずるいで！」




「そうですよ！僕達だって食べたいんですから！」





『はいはい…皆で食べようね〜』






私がそう言うと皆がわっと声をあげた






そんなに嬉しいのかい






いやこちらとしてもすっごい嬉しいんだけどね？







食費が大変なことになるよ((






掃除機を届けるという役目を果たした私は1階に続く階段を降りようと足を動かした








その時だった








履いていた靴下と階段が滑りやすくなっていたらしい







私は階段から足を滑らせて落ちてしまった

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