柱最強の雨柱は剣士達の溺愛を受ける

弐拾肆ノ話 ページ27

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可愛い可愛い可愛い可愛いetcの無一郎とご飯を食べ終え、私は毎日書いてるはずの日記を書き始めた。

間違えたら直ぐに書き直さないといけないんだよね、今のご時世炭と筆だからさ。

ボールペンと修正ペンなんて使えないんだよ？若者共。


『ああっくっそ、また間違えた！！』


紙をくしゃくしゃに丸めて後ろに投げると、無一郎がそれを広げて紙飛行機作ってる。

後ろ姿がねぇ……これまた可愛いんだよ。ほら、見て、いつの間にか義勇さんと小芭内さんも一緒になって作ってる……。

普段仲良いわけでも無いのに…背中が愛らしすぎる。これ、3人一気に抱き締めれる。


時「上手く飛ばないんだけど」

伊「投げる時の肘の角度が」

冨「飛行機に重りは付けたか？」


そこ2人なんで紙飛行機の指導してんの……ちょっと混ぜて欲しいなぁなんて後ろから覗いてたら、義勇さんに引き込まれた。


冨「一緒にするか？」

『はい！』


無一郎の隣に座り、一緒に飛ばす。

飛ばないって口を尖らす無一郎が可愛くて、正直正しい飛ばし方を教えずに、口を尖らせ続けてくれても良かったんだけど。

ホントに飛ばないって涙目になって抱き着いてきたから、さすがに耐えられずめっちゃ優しく教えちゃいました……


時「ありがと」

『ん、飛ぶようなって良かったね』

伊「紙飛行機なんて久しぶりだな、なんでこんな久しぶりなんだろうな、忙しかったからだろうか」

冨「何年ぶりだ……？」

『私に聞かれても、後小芭内さんネチネチしないで下さいよ。紙飛行機飛ばしてる時くらい』

伊「だってそれが個性だしなぁ」

『ですよねぇはははは』


無一郎ずっと紙飛行機飛ばして、拾って、飛ばしてを繰り返してるんだけど……

拾いに行く時と、そこから私の所に来る時によちよち走ってんの可愛すぎんだろ…それにノッテ義勇さんもよちよち歩いてるんだよ…？

それに合わせて小芭内さんがねちねち歩いてるよ。ねちねち歩くってのが何なのかって言う件については、聞かないで欲しい。


『かぁーわいい柱だ』

冨「自分の事言ってるのか？」

『自分の事可愛いなんて言う訳ないでしょ』

時「他に可愛い柱なんて居ないよ？」

『君らのこと言ってるんだよ……！！！』


いつの間にか私の庭の木に登ってねちねち言ってるよ…そんな所も可愛いんだけとね、私重症だな。

深夜テンションって良くないね！！！！


時「寝た方がいいんじゃない？」

『辛辣な言葉辞めて』

冨「病院行くか？」

『天然だとしてもそれはショックだよ義勇さん！？』


可愛いって思ったんだから、言って良いでしょう？

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