ジニョン*甘系2 ページ40
先生｢ご苦労だったな｡気を付けて帰れよ｣
｢はい…失礼します…｣
…何でジニョンは私にキスしたの…?
勘違いしちゃうからやめてほしい｡
本当は好きだけど…ジニョンは幼馴染みとしか思ってないはず｡
…私の片想いなんだから｡私が傷付くだけ｡
ため息をつきながら校舎を出ると―――
校門のところには､ジニョンがいた｡
私は気まずくて足早にそこを去る｡
JN｢待ってよ､A｣
ジニョンに手を捕まれる｡
｢…離して｣
JN｢ごめん｣
｢…別に悪いことしてないじゃん｣
JN｢ごめん｣
｢なんで謝るの?意味わかんな…｣
言葉の途中でジニョンに抱き締められる｡
JN｢…悲しかったんだよ…Aだけは…俺に普通に接してくれてたのに…本当は王子さまとか思ってたのかなって…｣
｢…思ってなんかないし｣
JN｢…でも幼馴染みって言われて…嬉しいのと同時に悔しかったんだ…本当にただの幼馴染みなんだって…｣
｢…はぁ?｣
私がそう言うとジニョンは私をまっすぐみつめた｡
JN｢…ずっと好きだったんだよ､Aのことが｣
思考が止まる｡ジニョンの言葉が分からない｡
私のことが好き？何で？何で私なんかが…
JN｢意識してもらいたくて…無意識にキスしてた…ごめん…Aの気持ちも考えずに｣
｢じ…にょん…｣
JN｢Aの気持ちを聞かせて…覚悟は出来てるから｣
ジニョンは真剣だった｡…これは冗談じゃない｡
｢…私も…ジニョンのこと…好きだよ…っ｣
JN｢えっ…!?////｣
｢本当は…無理矢理幼馴染みって思うようにして…我慢してた…好きだよ…好きなのっ!!｣
私はジニョンに抱きついた｡
ジニョンは優しく抱き締めてくれた｡
JN｢…俺の…彼女になってくれる…?｣
｢うん…うん…っ…嬉しいよぉ…ジニョンっ｣
ジニョンは私にキスをした｡
――――――......
｢ジニョン､日誌頼んだぞー｣
｢おっけー｣
俺は教室に一人､ぽつんと座っていた｡
A｢日誌もう終わる?｣
｢うん､ちょっと待ってて｣
A｢慌てなくて大丈夫だよ｡…折角二人きりなんだから｣
俺は彼女にキスをした｡
*******
リクエスト有難うございました♪
学生のジニョンは｢俺｣と口悪くしてみましたww
完全に作者のイケナイ妄想ですww
ラッキーB1A4
歩いてみる
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作者名：淵沢ミヨン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時：2012年12月6日 22時
