Hey Girl *B1A4短編集*第3集 (ページ8)

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ゴンチャン*コメディ1 ページ8

《さくらちょこさま*リクエスト》

ゴンチャンside

男生徒｢起立､礼!!｣

クラスメイトの号令で礼をし､荷物を持って教室を出る｡

女生徒｢チャンシク君帰っちゃうの?｣
女生徒｢お仕事あるもんね…｣
男生徒｢そっか…アイドルだもんな｣
男生徒｢次いつ学校くるんだ?｣

｢うーん､そのうち｣

てきとーに返事をして学校から…は出ずに僕はある場所に向かう｡

僕には友達がいない｡皆仲良くしてくれるけど､二言目にはアイドルアイドルアイドル…僕だって一人の高校生なのに､なんで特別扱いするんだろう｡

そんな中､お気に入りの先輩がいた｡女性のね｡
何故なら､僕を美少年扱いはしてもアイドル扱いはしないからだ｡だから僕は先輩が好きだった｡
彼女は放課後､いつも美術室にいる｡
そして一人､静かに絵を描いている｡
僕は帰るフリをして､美術室へ寄るのが久しぶりに学校へ来たときの楽しみだった｡

｢Aせんぱい…いますか?｣

僕は美術室のドアを開ける｡
先輩は机の上で倒れていて､寝息をたてていた｡

｢A先輩?｣

A｢ぷぎゃっ!?｣

僕の声で目覚めた先輩は慌てて立ち上がる｡

A｢ちちち､違うよ!?寝てたんじゃなくてこれから描く絵の構想を練ってて…｣

｢僕何も言ってませんよ｣

先輩は頬をぴんくに染めた｡…可愛いなぁ/////

｢何描くんですか?見てても大丈夫?｣

A｢んー…じゃあチャニくんをデッサンしようかな!!モデルしてもらってもいいかな!?｣

先輩のためなら喜んでー♪

｢何すればいいんですか?｣

A｢えっと…脱いで////｣

僕はびっくりして吹いた←

｢美術室プレイ?大胆だな～先輩は｣

A｢違いますっ!!////じゃあ普通でいいから…そこ､その辺に立って貰って…｣

僕は教卓の上に座り､指示されたポーズを取る｡

A｢うーん…なんか…足りないなぁ…｣

絵を描いている時の先輩はつい見惚れてしまうくらい真剣に僕をみつめてきて､凄く…綺麗だ｡
でも先輩には彼氏がいない｡だから僕は先輩を密かに狙っているのだが…まるで通じていない｡

｢先輩､やっぱり脱いだ方が良いですか?｣

A｢鎖骨とか見たくて…上だけでいいからっ!!…脱いでもらえないかな…?｣

｢A先輩､僕脱いでモデルしてあげるんで､僕と付き合ってください｣

結構勇気を出して言ってみた｡

A｢モデル付き合ってくれるの!?助かる～♪｣

いや､そうじゃなくてさ…先輩…