Hey Girl *B1A4短編集*第3集 (ページ48)

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ゴンチャン*兄妹ページ48

《イチゴさま*リクエスト》

ゴンチャンside

僕は仕事を終え愛しの妹の待つ家へ歩いていた｡
妹の名はA｡ずーっと僕を慕ってくれて､可愛くて､料理もできて､優しいしー…とにかくっ､本っ当に可愛いんです←

｢ただいま～｣

僕が玄関へ入ると奥で声がした｡

A｢あっおっぱが帰ってきちゃった!!うん､有難うございます!!はい､またっ!!｣

…誰かと電話してたのかな?

A｢おっぱおかえりなさい!!｣

Aが玄関まで迎えにきてくれる｡
僕にふわっと抱きついてくる｡

｢…誰と電話してたの?｣

僕はちょっと不機嫌ぎみに言う｡Aは若干反応したが冷静に答えた｡

A｢べ､別に…?｣

…は?僕にも言えない相手?何ソレ､なんか腹立つ｡

｢…そ､言いたくないならいーよ｡僕もう寝るから｣

A｢えっ…お､おっぱ?ご飯…｣

｢いらない｣

僕は突き放すように言って部屋に入り､ベッドにダイブした｡

あーもう最悪!!
お腹すいた…Aのご飯食べたいよ…
どうして教えてくれなかったの…?そもそも誰と電話してても勝手だし､関係無いのに僕ってば…
いつも｢おっぱ大好き｣とか言ってくれるのに…
それとも彼氏だったとか?
彼氏くらい出来る年頃だし､どれだけ悩んでも所詮僕はお兄ちゃん｡｢おっぱ｣以上にはなれない｡

その時､ノックが聞こえた｡

A｢おっぱ…その､疲れてたのに気遣えなくてごめんなさい…お腹すいたらテーブルの上のおかず温めて食べてね｡おやすみ…｣

僕は部屋を出て自分の部屋に帰ろうとしていたAを後ろから抱き締めた｡

A｢お､おっぱ?///｣

｢ごめん…Aは悪くない…謝らないで…｣

Aは不思議そうに僕を見つめてくる｡

｢Aが…その､僕にも言えないような相手と電話してたのかなって…嫉妬して…｣

僕が白状するとAはくすくす笑った｡

｢な､何で笑うの!?｣

A｢だって､ふふ､電話の相手ジニョンおっぱだもん｣

…はい?

A｢もうすぐバレンタインだから…おっぱが何か欲しがってなかったかってジニョンおっぱに探り入れてもらってたの!!もう､せっかち｣

…そ､そーゆー事だったの…?だから僕が帰ってきてすぐ電話切って…?

A｢おっぱのぱぼ｣

｢チョコだけで十分だよ…ごめん､ありがと｣

――でも他にも望みはある｡

｢大好き､A｣

本当に欲しいものはまだ手に入っていないから｡

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リク有難うございました!!