B1A4*コメディ3 ページ40
SD｢頑張ろー♪｣
｢そうだねっ!!｣
＊＊＊＊
放課後､オレンジ色の夕日が差し込む教室に二人｡
SD｢日直ってめんどくさいよー…｣
机にベタッと貼り付く彼を無理矢理起こす｡
｢私も手伝ってあげてるんだから早く終わらそ!!｣
二人で黒板を綺麗にしたり日誌を書く｡
全ての用が終わり教室を後にした｡
SD｢手伝ってくれてありがと｣
そう言って渡されたのはロリポップ｡
私はにやっと笑ってそれをなめた｡
｢イイトコあんじゃん｣
私は凄く爽やかで嬉しい気分だった｡
｢さわやかな友情の味､みかんオレンジ｣
監督｢カット!!凄く自然でいいよっ!!｣
突然サンドゥルに手を握りしめられる｡
SD｢僕､最後のもやりたいなーなんて…ははは…｣
｢あ…う…うん…////｣
そっちが照れると私まで照れちゃう…////
BR｢っし､やるか｣
｢ふぁいてぃん!!｣
＊＊＊＊
休日に街でたまたま会った彼と歩く｡
彼のなめてるロリポップが気になって聞く｡
｢何味なめてるの?｣
BR｢内緒｣
｢私にもちょーだい!!｣
BR｢ダメ｣
私がけち!!と嘆くと彼はしかたねぇな…とため息をつく｡そして彼は私の顔を覗き込む｡段々彼の顔が私に近付いてきて､
｢んっー…｣
暫くして顔が離れ､彼はいたずらっぽく笑った｡
BR｢何味だった?｣
｢…スイートな大人の味､メロングリーン｣
監督｢カット…最高です｣
バロが演技と同じように顔を覗き込む｡
BR｢フリじゃなくて本当にしたかったけどな｣
｢なっ…!?///｣
そ､そんなさらっと…!?/////
恥ずかしくてうつ向きながらセットを移動｡
GC｢ヌナー頑張りましょ〜｣
｢うんっ!!｣
＊＊＊＊
電車が遅れてて私は遅刻しないように階段を急いで降りていた｡
無理矢理流れに逆らって上ってきた人にぶつかられ階段を落ちそうになった｡
その時､誰かに抱き抱えられた｡
GC｢大丈夫ですかっ!?｣
｢ご､ごめんなさ…｣
助けてくれた人の顔を見て､あまりのかっこよさに胸がどきんとときめく｡
GC｢良かった｡じゃ｣
｢あっこれっ落としましたよ!!｣
彼が落とした物を拾う｡それはロリポップだった｡
GC｢あー…あげます､ソレ｣
彼はにこっと微笑んで先にいってしまった｡
私はロリポップを握り締めた｡
｢ときめく恋の予感味､ピーチぴんく｣
監督｢カット!!きゅんきゅんしたよ｣
チャニに肩をつんっとつつかれる｡
GC｢僕､ヌナともう一本録りたいな♪｣
｢あは､あはは…////｣
私は一旦控え室へ戻った｡
ラッキーB1A4
恐竜
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作者名：淵沢ミヨン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時：2012年12月24日 20時
