B1A4*受験生へ1 ページ31
《つぐみさま*リクエスト》
｢はぁ…どうしよ…｣
私は補習を受けながらため息をつく｡
いくら勉強しても不安が募るばかりで一向に頭が良くなった気がしてこない｡
SD｢こら､ちゃんと聞いてる!?｣
｢先生…もう限界です…｣
メンタルもフィジカルも極限｡
これから夜だって言うのに…夜はまだ長いし…
マイナス思考になった私の手をサンドゥル先生はぎゅっと両手で握り締めてきた｡
SD｢だいじょーぶっ!!今まで頑張ってきたでしょ!?僕は見てたよ!!いつも通りにやればAなら絶対大丈夫だからっ!!｣
真顔で言い切った後笑顔になり､｢僕が保証するから!!｣と断言してくれた｡
普通なら気休めだけど､サンドゥル先生は本気で言ってくれていて､とても嬉しかった｡
｢有難うございます…先生…っ!!私頑張ります!!｣
SD｢応援してるよ!!ふぁいてぃん!!｣
サンドゥル先生と話して少し緊張が解けた気がする｡私は気持ちを切り換えて自習室へ行った｡
＊＊＊＊＊
｢あぁんもうわかんないっ!!｣
明日模試だっていうのに…分からなくてイライラして何も頭に入らないっ!!
??｢誰かいんのかー…って､A?｣
｢あっ､バロ先生…｣
BR｢もう学校閉まるぞ?｣
私ははっと時計をみる｡時刻は6時…やばっ7時から予備校なのにっ!!
｢ご､ごめんなさいっもう帰りますね!!｣
私が慌てて立ち上がるとバロ先生は優しく微笑んで私を見た｡
BR｢この後予備校あるんだろ?…頑張れよ｣
たったその一言が､凄く嬉しくて｡
ぶっきらぼうな口調だけどどこか優しさを感じさせる…そんなバロ先生｡
｢先生…ふふ､有難うございます｣
BR｢ほら､さっさと出ろよ!!鍵閉めるぞ〜｣
｢やっ押さないでください〜っ!!｣
他愛もない会話をして少し気が楽になった｡
バロ先生の優しさ､しっかり受け止めましたよ｡
＊＊＊＊＊
｢シヌ先生､ここ分からなくて…｣
私は予備校でシヌ先生に分からない所を聞く｡
CN｢ここは〜…｣
｢なるほどっ!!有難うございます!!｣
CN｢模試､明日だな…｣
｢は…はい…｣
CN｢俺はお前を信じてるよ｣
シヌ先生は優しく頭を撫でてくれた｡
私のことを信頼してくれていて嬉しかった｡
シンプルだけど､一番心に響いてくる言葉｡
｢はいっシヌ先生の期待に応えられるように頑張ります!!｣
CN｢それでこそAだな^^｣
私はシヌ先生に挨拶をして授業を受けた｡
ラッキーB1A4
恐竜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：淵沢ミヨン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時：2012年12月24日 20時
