Hey Girl *B1A4短編集*第3集 (ページ29)

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B1A4*コメディ1 ページ29

《さくらちょこさま*リクエスト》

放課後のチャイムは帰宅の知らせ｡

でも新米教師の私にとっては､一日で最も疲れる授業の始まりの知らせだった｡

｢…ということで､クラスでも選りすぐりの問題児達に集まって頂きましたが――｣

SD｢先生先生!!選りすぐりってことは僕先生に選ばれたの!?照れるなぁ～////｣

｢人の話は最後まで聞きましょう｡あなた達五人は成績が悪い者､授業態度が悪い者､…色々問題がある者達です｡だから今日から放課後補習を行います｣

私は一通り説明をしてプリントを配り､問題を解かせる｡…のだが｡
一筋縄でいかないのが彼らだった――……｡

＊サンドゥルの場合＊

教室に鳴り響く､シャーペンで文字を書く音｡悩んでいるのか聞こえたり聞こえなかったりする｡
しかしよく見ると､サンドゥル君の手だけは止まらず､ずっと何かを書いている｡
他の子は悩んでるのに…サンドゥル君にはそんなに悩まなくても解けるのかな…?手元を覗く｡

紙には何度もシャーペンで打ち付けたような…点がたくさんあり､回答は全くされてなかった｡

｢サンドゥル君…?｣

SD｢あ､いや､カツカツやってたら解けてる風に思われるかな～って…あはは^^｣

サンドゥル君､0点｡

＊バロの場合＊

うわーまじわかんねぇ｡
んだよコレ､人間の読む文章じゃねぇよ…

俺は隣のサンドゥルを見た｡

なに…あいつ解いてるぞ!?(効果あったそうです)
俺より頭良かったのか!?俺負けてんのか!?
悔しくて､俺は手をあげた｡

｢せんせー､サンドゥル君がカンニングしてます｣

SD｢えぇえっ!?((((；゜Д゜)))｣

A｢サンドゥル君っ!!ガミガミ…｣

けっ､いいザマだな←

バロ君､15点｡サンドゥル君､やっぱり0点←

＊ゴンチャンの場合＊

あー補習かーつまんないなぁー…

僕は頬杖をつきながら解説中の先生を見る｡

てか先生可愛いなぁ…スタイル良いからスリットがもっと深ければ更に良いんだけどな…
あ､教師と生徒ってなんか響きがいいね｡
イケナイ感じとか僕好きだな…♪
例えば保健室とかでさぁ…

A｢チャニ君､問題の続きを読んで｣

｢僕は嫌がる先生を無理矢理押し倒し､強引に唇を重ね…｣

A｢何のどこ読んでるの!?/////｣

あ､頭の中身が口から出ちゃった←

ゴンチャン君､65点｡