Episode.46 BR ページ46
バロside
何度もサンドゥルをけしかけて、Aとサンドゥルをくっつけようとした。
でもあまりにもお互いがバカだから、俺は自分を優先させることにした。
一人になりたくて来るのか、屋上に来るA。
何度も俺と遭遇してんだから、別の場所に行きゃ良いのに学ばない奴…。
俺に口うるさく言ってくるのはサンドゥル以来あいつが初めてだった。
俺と勝負だっつってんのにダーツで真ん中に当たる度に俺を見て喜んで。
手の甲とかでこにキスする度に真っ赤になって照れて可愛い反応をして。
…俺は知ってた。皆がAを好きなのを。
春にはジニョンひょん。
夏にはシヌひょん。
秋にはチャニ。
毎回告白されて、モテモテな女で、でも本人は気付いてなくて…。段々サンドゥルに譲るのが悔しくなってきて。
無理矢理キスして、推薦人にさせて。
でもあいつは嫌がらなかった。
拒否はしたけど結果朝礼台に立った。
そして俺はフラれた。
冬には俺。
なんて女だよ、あいつ。この俺をふるなんて。
――――........
委員長「勝手な事をしないで下さい!!結局誰が立候補なんですか!?はっきりして下さい!!」
GC「ひいっ…ひょん〜(´;ω;`)」
A「ごごご、ごめんなさいぃぃ…」
裏で選挙管理委員会の奴に怒られる。
「しかたねーじゃん、俺こんなだし」
委員長「貴方達は責任というものが…」
「ごちゃごちゃうるせーなー…ほらA、チャニ、帰るぞ」
俺は二人の手を掴み歩き出す。
表に出ると、立ち尽くしたままのサンドゥルを見つけた。
俺はAをサンドゥルに突き出した。
「…二人で話せよ」
SD「バロ…僕は…」
A「ご、ごめんなさい!!勝手なこと言って…」
「…Aの言葉は聞いただろ。後はお前次第だぞ」
GC「サンドゥルひょん…」
サンドゥルは悩んだ後、言った。
SD「バロが会長じゃないの…?」
『バロが彼氏じゃないの…?』
俺にはそう聞こえたような気がした。
「ちげえよ」
SD「僕が会長で…いいの?」
『僕が彼氏で…いいの?』
俺にはそう聞こえたような気がした。
「…お前じゃなきゃダメだろ」
GC「サンドゥルひょん立候補してよ!!」
サンドゥルは照れくさそうに笑った。
俺はお前には勝てないよ。
色々取り返されるからな。
ラッキーB1A4
Baby Good Night
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ことみ(プロフ) - 初めまして!桜の花が散る前に、この小説ほんっっっとうに良い話でした(*^^*)切なくて少し涙が…。 完結してしまって、すごく寂しいですが、心に残るお話でした\(^o^)/これからもミヨンさんの小説たくさん読ませて頂きますね~! (2013年1月2日 16時) (レス) id: 9000996c12 (このIDを非表示/違反報告)
b1a4 luv(プロフ) - 読ませて頂きました!! すごく面白かったです(^^♪ ぜひとも主人公になりたい! (2012年12月28日 10時) (レス) id: e0abddca49 (このIDを非表示/違反報告)
まりりん(プロフ) - 完結おめでとうございます(*´∀`*)いやぁー、良い話過ぎました!面白かったです!シヌがかっこよすぎて血吐きそうになりましたよー(笑) (2012年12月28日 0時) (レス) id: 1464cfc08d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - おんにぃ、終わっちゃったね…!!!50話ぴったりは、ほんとすごいっ!!!どぅるが会長になったときは、「おんなじっ´`*うふふ」って思った自分がおった← ほんとに、感動したっ(≧∇≦)ありがとうございましたっ!! (2012年12月28日 0時) (レス) id: 84aa65f250 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:淵沢ミヨン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時:2012年12月1日 23時