Episode.43 ページ43
会長に…立候補?
「やる気…あるんですか?無理です。私は推薦人なんて…」
BR「推薦人…A…っと」
バロ先輩は書類に記入し始める。
「ちょ!?私しないって…」
BR「この書類サンドゥルに出しとけ。…お前がサンドゥルを好きなら、推薦するな。サンドゥルが嫌いなら、推薦しろ」
バロ先輩は言うだけ言って屋上から出ていった。
"会長立候補 チャ・ソヌ"
バロ先輩って…ソヌっていうんだ…←
サンドゥル先輩を好きなら、嫌いなら…
好きだけど…推薦するなって言われても…
私は仕方無く、とりあえずサンドゥル先輩に書類を渡しに行った。
SD「A…?ひ、久しぶり…」
「あ…いえ…」
気まずい…気まずくて死にそう…
とにかく書類を出す。サンドゥル先輩は驚いた。
SD「バロが立候補…推薦人がA…ふざけてるの?」
サンドゥル先輩は穏やかな声でそう言ったが、だんだん口調が荒くなる。
SD「Aは今までバロに迷惑かけられてたんじゃないの?怠慢なの知ってるだろ?何で会長なんかに推薦するんだよ!!」
「…私が誰を推薦したって良いじゃないですか」
何故か私は悔しかった。サンドゥル先輩にバロ先輩のことを分かって貰えなくて。彼は彼なりに良い所だってあるのに。優しい所だってあるのに!!
SD「A…そう。こんなふざけた生徒会になるなら僕は来年は生徒会やらない。立候補なんかするか!!」
「良いですよ。バロ先輩が会長になれますし!!」
違うのに。本当はこんなこと言いたくないのに。
「サンドゥル先輩なんか知りません!!」
私はその場から逃げた。…また逃げ出した。
何でこうなっちゃうの?
ただ分かって貰いたかっただけなのに。
やっぱりサンドゥル先輩は私が嫌いなんだ。
優しくしてくれるけど…本当はそんなんじゃなくて…ただの生徒会仲間だから…
GC「A、どうしたの?」
「…サンドゥル先輩、生徒会やらないって…」
教室でチャニと話す。私は全てチャニに話した。
バロ先輩が立候補すること、サンドゥル先輩と口喧嘩してしまったこと…
GC「…Aはバロひょんを推薦するの?」
「…うん」
GC「…サンドゥルひょんを諦めるの?」
「だって…もう無理だよ。私が前逃げ出した時もサンドゥル先輩は何も言ってこなかった…バロ先輩と私が付き合ってるって思ってるんだ…」
GC「Aはそれで良いの?」
…良くなんかないよ。サンドゥル先輩のいない生徒会なんて生徒会じゃないし、バロ先輩にサンドゥル先輩が嫌いって認めることになる。
ラッキーB1A4
Baby Good Night
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ことみ(プロフ) - 初めまして!桜の花が散る前に、この小説ほんっっっとうに良い話でした(*^^*)切なくて少し涙が…。 完結してしまって、すごく寂しいですが、心に残るお話でした\(^o^)/これからもミヨンさんの小説たくさん読ませて頂きますね~! (2013年1月2日 16時) (レス) id: 9000996c12 (このIDを非表示/違反報告)
b1a4 luv(プロフ) - 読ませて頂きました!! すごく面白かったです(^^♪ ぜひとも主人公になりたい! (2012年12月28日 10時) (レス) id: e0abddca49 (このIDを非表示/違反報告)
まりりん(プロフ) - 完結おめでとうございます(*´∀`*)いやぁー、良い話過ぎました!面白かったです!シヌがかっこよすぎて血吐きそうになりましたよー(笑) (2012年12月28日 0時) (レス) id: 1464cfc08d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - おんにぃ、終わっちゃったね…!!!50話ぴったりは、ほんとすごいっ!!!どぅるが会長になったときは、「おんなじっ´`*うふふ」って思った自分がおった← ほんとに、感動したっ(≧∇≦)ありがとうございましたっ!! (2012年12月28日 0時) (レス) id: 84aa65f250 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:淵沢ミヨン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時:2012年12月1日 23時