Episode.42 ページ42
GC「いつも笑っててよ…大好きだから」
突然チャニに優しく抱き締められる。
「…え?な、何…?」
GC「…僕はずっと、Aだけを見てた…ずっと…一番言いたいことは、常に言えなくて…今までジニョンひょんにも言わずに隠してきた…Aがサンドゥルひょんを好きでも…」
チャニは私を真剣に見つめてきた。
GC「僕は…Aが好きなんだよ…っ!!」
…チャニが…私を好き?
全くと言って良い程、そんな風に思ったことはなかった。…チャニが長年片想いしてるって、教えてくれなかったのは…私だったから?
…私もチャニが好きだけど、チャニの好きと私の好きは違う。こんなに近くにずっといたのに、気付かなかった私は…
「…有難う、チャニ。…ごめんなさい」
私がそう答えると、チャニはいつもの笑顔で微笑んだ。
GC「…はー!!フラれるって変な感じだね!!…僕こそ有難う。…これからも…普通に接してくれる?」
「…うん。これからも…幼馴染みだよ…」
結局幼馴染みかよーとチャニは笑った。
…ありがとう…ごめんね…
少しだけ、気分が良くなった気がした。
チャニに言われて今日は帰ることにした。
…でも、サンドゥル先輩とも、バロ先輩とも気まずい。…仕方ない…私は考えることを放棄した。
――....
あれ以来私は新人戦のため部活が忙しくて生徒会に出れない日が続いた。
サンドゥル先輩ともバロ先輩とも会ってない。
チャニはいつもと変わらないと言っていた。
季節は既に冬と化し、変わることもあるわけで…
JN「やっぱりサンドゥルかなー…」
CN「バロもするって言ってたけど…」
「何をですか…?」
GC「ほら、もう生徒会選挙の時期だよ」
JN「僕とシヌは引退だよ」
CN「次はサンドゥルが会長じゃないか?」
生徒会…選挙…。しばらく生徒会に参加していなかったのでつい忘れていた。
GC「僕副会長立候補とかしちゃおっかな〜」
CN「A来年もやる?」
「私は…」
私は、どうすれば良いんだろう。手違いで入ったようなものなのに…
「私は…今回はちょっと…」
JN「そっかー…」
私は何となく一人になりたくて、屋上に行った。
「選挙…かぁ…」
??「お前来年もやるだろ?」
振り返るとバロ先輩がいた。
BR「屋上には俺がいるって学べよなー…」
あれ以来私は気まずく思っているのにバロ先輩は相変わらずあっけらかんとしている。
BR「おいA、俺の推薦人になれよ」
「え?」
BR「俺会長に立候補するわ」
ラッキーB1A4
Baby Good Night
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ことみ(プロフ) - 初めまして!桜の花が散る前に、この小説ほんっっっとうに良い話でした(*^^*)切なくて少し涙が…。 完結してしまって、すごく寂しいですが、心に残るお話でした\(^o^)/これからもミヨンさんの小説たくさん読ませて頂きますね~! (2013年1月2日 16時) (レス) id: 9000996c12 (このIDを非表示/違反報告)
b1a4 luv(プロフ) - 読ませて頂きました!! すごく面白かったです(^^♪ ぜひとも主人公になりたい! (2012年12月28日 10時) (レス) id: e0abddca49 (このIDを非表示/違反報告)
まりりん(プロフ) - 完結おめでとうございます(*´∀`*)いやぁー、良い話過ぎました!面白かったです!シヌがかっこよすぎて血吐きそうになりましたよー(笑) (2012年12月28日 0時) (レス) id: 1464cfc08d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - おんにぃ、終わっちゃったね…!!!50話ぴったりは、ほんとすごいっ!!!どぅるが会長になったときは、「おんなじっ´`*うふふ」って思った自分がおった← ほんとに、感動したっ(≧∇≦)ありがとうございましたっ!! (2012年12月28日 0時) (レス) id: 84aa65f250 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:淵沢ミヨン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時:2012年12月1日 23時