Episode.32 SD ページ32
サンドゥルside
朝教室に行くといつも空いている隣の席――バロの席に人がいた。
BR「お、サンドゥル。ちーす」
「…珍しいね、学校来た上に僕より早いなんて…」
BR「ちょっとな」
バロはにやっと笑った。
「ていうかそのピンクの頭なんとかならないの?」
BR「うるせーなー…ヘアチョークだっつうの」
「とにかく校則違反だから」
僕は席に座…ろうとすると、机の上にシールが貼ってあった。
BR「あ、それおみやげ。んじゃ俺保健室行って寝てくるわ」
バロが教室から出ていったあとそのシールを見る。
それは、Aにでこちゅーしているバロのプリクラだった。
「はぁぁぁあぁあぁ!?////」
何だよこれ!!何で二人でプリクラなんか撮ったの!?なんででこちゅーしてるの!?てか剥がれないし!!
僕は爪で必死に剥がそうとするがなかなか思うように剥がれない。
「くそっ…バロのやつ…」
…バロは本気だ。
本気でAを狙ってる。
僕はあれからAと特に何もない。
「どうすればいいんだよ…っ」
擦りむけた指を擦りながら僕は校門に行った。
…遅刻者チェックとかいってるけど、本当は彼女に会うため。
GC「ひょんおはよー!!」
JN「おはようサンドゥル」
「おはよ…Aは?」
GC「シヌひょんの朝練に付き合うんだって」
JN「だからもう既に来てると思うよ」
…な、なんだって!?
「そっか…いないからどうしたんだろって思って」
GC「ひょんが気にしてたって伝えとくよ♪」
「よ、余計なことはしなくていいから!!」
僕はジニョンひょんとチャニと別れ、ため息をついた。
…はぁ…今日はダメな日だ…
バロが来る日はどうも調子が狂う。
「本当…なんなんだよ…ちくしょう」
僕は足元の石を蹴飛ばした。
ラッキーB1A4
Baby Good Night
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ことみ(プロフ) - 初めまして!桜の花が散る前に、この小説ほんっっっとうに良い話でした(*^^*)切なくて少し涙が…。 完結してしまって、すごく寂しいですが、心に残るお話でした\(^o^)/これからもミヨンさんの小説たくさん読ませて頂きますね~! (2013年1月2日 16時) (レス) id: 9000996c12 (このIDを非表示/違反報告)
b1a4 luv(プロフ) - 読ませて頂きました!! すごく面白かったです(^^♪ ぜひとも主人公になりたい! (2012年12月28日 10時) (レス) id: e0abddca49 (このIDを非表示/違反報告)
まりりん(プロフ) - 完結おめでとうございます(*´∀`*)いやぁー、良い話過ぎました!面白かったです!シヌがかっこよすぎて血吐きそうになりましたよー(笑) (2012年12月28日 0時) (レス) id: 1464cfc08d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - おんにぃ、終わっちゃったね…!!!50話ぴったりは、ほんとすごいっ!!!どぅるが会長になったときは、「おんなじっ´`*うふふ」って思った自分がおった← ほんとに、感動したっ(≧∇≦)ありがとうございましたっ!! (2012年12月28日 0時) (レス) id: 84aa65f250 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:淵沢ミヨン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時:2012年12月1日 23時