Episode.29 ページ29
季節は夏――
私が生徒会に入って、三ヶ月くらいが経った。
「シヌ先輩、最近気迫っていうか…凄いですね!!」
CN「大会まで後一週間ちょっとだからな…」
「頑張ってくださいね!!…引退はまだ、早いです」
CN「任せとけよ^^」
部活を終えてから生徒会室に行く。
SD「お疲れさま!!」
JN「部活も引退の時期かー…早いよね…」
GC「来週だっけ、シヌひょんふぁいてぃん!!」
「バロ先輩は…?」
SD「今日も来ないよ…Aが入ったら真面目にやるとかいって、真面目にやってるのはAだけだよ…」
「ははは…」
…最近私はバロ先輩に会っていない。
むしろ、あの屋上で以来話はしていないといっても良いくらい…
というか、どこにいるのかも分からない。
GC「そんなにバロヒョンが気になるの?」
「いや、全然会ってないなって…」
GC「…バロヒョンは夜中のゲーセンにいるよ」
「え?」
GC「よく見かけるもん、私服のばろひょん」
「ふうん…」
…注意しにいった方がいいのかな。
でも…夜中のゲーセンって危ないよね…
もし注意しに行って私が逆に補導されちゃって、部活にまで響いたら…シヌ先輩の努力が無駄になっちゃうし…
GC「…A?」
「えっ?なに?」
GC「…ううん…なんでも…」
「???」
JN「バロのことはあんまり気にしなくて良いよ^^」
「ジニョンおっぱ…?」
JN「大丈夫大丈夫」
皆が気にするなと言うのでバロ先輩のことは考えないことにした。
―――――......
GC「じゃーねー」
「ばいばーい!!」
いつものようにチャニ帰宅し家に帰る。
…あ、お母さんに買い物頼まれてたんだ…
私は用を思いだし再び家を出た。
「…バロ先輩?」
BR「ん?お、Aじゃん」
コンビニの前には紛れもないバロ先輩がいた。
「ちょっ…今度は髪ピンクに染めてるんですか!?校則違反ですよ!?」
BR「うっせーな…ヘアチョークだよ!!」
「へあー…ちょーく…?」
バロ先輩は私を無視して歩き出した。
「って先輩、まさかこんな時間からゲーセン行くんですか…?」
BR「あー、チャニから聞いたのか。この前会ってさ」
「駄目ですよ夜中にゲーセンなんて!!補導されちゃいます!!」
BR「されてないんだからへーき」
「ダメです!!帰りましょう!!」
私はバロ先輩の腕を引く。
BR「うっせー女…じゃお前も着いてこいよ」
バロ先輩は私の手を掴み歩き出した。
「ちょつ!?どこ行くんですか!?は、離して!!」
私は無理矢理バロ先輩に連れていかれた。
ラッキーB1A4
Baby Good Night
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ことみ(プロフ) - 初めまして!桜の花が散る前に、この小説ほんっっっとうに良い話でした(*^^*)切なくて少し涙が…。 完結してしまって、すごく寂しいですが、心に残るお話でした\(^o^)/これからもミヨンさんの小説たくさん読ませて頂きますね~! (2013年1月2日 16時) (レス) id: 9000996c12 (このIDを非表示/違反報告)
b1a4 luv(プロフ) - 読ませて頂きました!! すごく面白かったです(^^♪ ぜひとも主人公になりたい! (2012年12月28日 10時) (レス) id: e0abddca49 (このIDを非表示/違反報告)
まりりん(プロフ) - 完結おめでとうございます(*´∀`*)いやぁー、良い話過ぎました!面白かったです!シヌがかっこよすぎて血吐きそうになりましたよー(笑) (2012年12月28日 0時) (レス) id: 1464cfc08d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - おんにぃ、終わっちゃったね…!!!50話ぴったりは、ほんとすごいっ!!!どぅるが会長になったときは、「おんなじっ´`*うふふ」って思った自分がおった← ほんとに、感動したっ(≧∇≦)ありがとうございましたっ!! (2012年12月28日 0時) (レス) id: 84aa65f250 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:淵沢ミヨン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時:2012年12月1日 23時