桜の花が､散る頃に｡

Episode.23 ページ23

JN｢もう帰るの?｣

｢あ､はい…｣

JN｢じゃあ一緒に帰ろ｣

ジニョン先輩は帰る準備をしだす｡

｢あっわざわざ…一人でも大丈夫ですよ?｣

JN｢女の子一人じゃ危ないでしょ!!｣

｢は､はぁ…｣

私は結局ジニョン先輩と帰ることになった｡
チャニもそうだけど…そんなに心配してくれなくても私は大丈夫なのに｡


《女の子一人じゃ危ないでしょ》


…一応ジニョン先輩も私のこと女の子と思ってくれてるんだ…

ずっと一緒にいるし､先輩は私のことなんか妹とか､そんな感じに思ってると思ってたのに…


JN｢Aちゃん｣

｢はい?｣

JN｢いつ行く?水族館｣

｢あぁ…そうですねー…土曜日はどうですか?日曜日に部活なので空いてるのは土曜日で…｣

JN｢うん､じゃあそうしよっか｣

｢はい!!｣


…まぁ…ジニョン先輩と出掛けるのが嫌なわけではないし､ウニョンにもちゃんと事情を話そう…


JN｢そういえば今日はチャニと帰らないんだね｣

｢生徒会室寄るから先帰ってって言ったんです｣

JN｢そっか…よく小学校とか､三人で手つないで行ったよね…｣

｢や､恥ずかしいんでもう忘れてくださいよ!!///｣

JN｢ふふ､照れることないじゃん｣

｢あります!!////忘れてくださいってば!!////｣

JN｢…忘れられたら､こんなに辛くないのにね｣

｢え…?｣

ジニョン先輩は悲しいような､苦しいような顔で笑った｡

JN｢…じゃまた明日｡…土曜日､楽しみにしてる｣

｢あっ…はい､また明日…｣

ジニョン先輩はアパートに帰っていった｡

何か､言いかけてなかった…?
ジニョン先輩は年上だから…私やチャニのことを気にしてはっきりと言ってくれないこともある｡

…先輩…私もう子供じゃないよ?

はっきり言ってくれなきゃ分かんないよ｡

…先輩も､チャニも｡

私は家に入った｡


　

　


??｢…ばか｣

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ラッキーB1A4

Baby Good Night

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