LDH BL

続 ページ2

へぇ、可愛いじゃん



TETSUYAさんじゃない、誰かが口にした言葉。
けど、その声は一番落ち着ける声…俺が一番好きな声。。。



グイッ!!


壱「わっ//」

臣「帰ろうと思ったらTETSUYAさんとの話聞いちゃってさ」

壱「へ…お、臣さんっ」

臣「ん？」


バッと振り返った時、臣さんと至近距離で顔が向き合った。
本当に心臓が持たなくなって、顔を真っ赤にしていると正面から抱きしめられた。
そして、こんな展開誰が想定したことだろうか。
抱きしめられたのと同時に耳元でささやかれたのだ。


臣「壱馬、好きだよ。誰よりも。」

壱「んっ…///」

臣「かーわい。」

壱「からかわないでくださいっ//」

臣「は？何言ってんの。」ドンッ


ちょっと待て待って!!!
臣さんからの告白…からのか、壁ドン?!
臣さん、ごめんなさい。幸せです。


臣「俺さ、壱馬が好きだってことずっと前から気づいてた。」

壱「…え？」

臣「それで、そのこと知ってからいつの間にか壱馬から目が離せなくなってた」

「だから、俺と付き合って。壱馬。」

壱「…お願いします。//」


展開が速すぎてついていけてないけど、臣さんの可愛い癖が出てたから…即OKした。
うなじ辺りをわしゃわしゃかく癖。それは、臣さんが照れてるときにする癖。
口ではかっこいいこと言って、仕草は天使って…本当に俺でいいのかってくらい完璧な人。
ためらってる暇もあたえないくらい愛してます、臣さん。

これを言ってるとき、俺は理性を失って自我を見失うくらい恥ずかしくてとんでもないことを口々に言ったのに、その気持ちに応えてくれた壱馬。
どんな俺でも好きでいてくれて、相手にしてくれる壱馬。
今まで、俺の大好きな後輩でいてくれてありがとう。
けど、今からは俺のだから。
隣を奪ったくらいなんだから、絶対離さない。


END

シロ×太一　→←登坂×壱馬

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