7年目はじっこアイドル

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HS「すみません！イェップダの途中からイヤモニ、音割れがするので調整お願いします！！」





ｽﾀｯﾌ「はい！！すみません！」











あの出来事から一週間が経った。



今日はSEVENTEENのツアーファイナル。


ラストとなるとやっぱり力の入り様が自然と変わる。







急いで着替えて出番を待って…

怒涛のコンサートだけれどこうやってCARATと顔を合わせると思うんだ。




やっぱりCARATが大好きで愛していて、


CARATにはそのままの俺でいたいな、と






SC「今日は来てくれて本当にありがとうございました。

最後に、メンバーから一言ずつ挨拶をしたいと思います。


まずは俺から…」




いつもは最後にスンチョリヒョンが挨拶をするが今回は例外。


メンバー一人一人が挨拶を終えて最後に俺にマイクが回ってくる。


HS「CARATのみなさーん！今日は楽しかったですかー！！」


俺の問いかけにCARATのみんなは全力で応えてくれる。

声が枯れるまで俺らのことを応援して時には涙も流してくれる。



HS「ありがとうございます！僕も本当に本当に楽しかったです！

CARATみんな大好きです！！」



大きな歓声が聞こえる。

そして俺は一度呼吸を整えて、




HS「そして、今日はみなさんにお話したい事があります。」



俺の真面目なトーンに会場全体が一気にざわつく。



HS「知っている方も多くいると思いますが、僕の熱愛疑惑についてです。」



その瞬間、一部のCARATが泣き出した。

ごめん、早く言うから。



HS「僕はmilkyのルナさんとお付き合いしている、という情報が流れていますが、
その情報は嘘です。僕は誰ともお付き合いをしていません。」



俺の言葉にCARATは安心したような表情になる。



HS「でも、みなさんに本当にお伝えしたい事はそのことでは無いんです。」


CARATは何を言いたいのかわからないようで首を傾げたりしている。

俺は大きく息を吸って、

大きく叫んだ。










HS「僕は今！！恋をしています！！」








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