5年目はじっこアイドル

【番】鑑賞会の話 VN ページ43

VN side



『みんなー！！コンサートももう終盤だけど…


まだ声出す元気残ってますかーっ！！！』



HS.SG「オォォォォォォォ！！！」



『だめです！ぜーんぜん足りませーん！！


もおっっっっと！声！！出せますかーーーーっ！！！』




HS.SG「ヴヴォォォォォォォォォォ！！！！！」





MH「いやなにこれ、うるさいんだけど」



VN「最近のコンサート鑑賞会だって、行けなかったから出来るだけ本当のコンサートに近づけたいらしいよ」




宿舎のリビングのカーテンを閉め、暗い状態でテレビを付けてあの二人はwincのTシャツ、ペンライトを持って叫んでいる。


他のメンバーはうるさいからって他の部屋に逃げたらしい。





『みんなでせーの！』



HS.SG「ハイハイハイハイ！！！A！！！」


HS「お前Aちゃんを呼び捨てにすんなよ！！」


SG「掛け声だから仕方ないじゃないですか！！！」




MH「うるさい……」





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SG「楽しかったー！僕楽しすぎて汗かいちゃいました！！」



HS「いやーほんとな、最高だった」




観賞会が終わり2人はスポーツドリンクを飲みながら汗を拭いている。


その姿はなにかのアスリートのようだった。





MH「これからはどこか防音のあるところでやって、お願い」


ミンハオはゲッソリとした様子で睨んでいる。
とか言いつつコンサートの終盤あたりでスングァンのペンライトを地味に振っていたのを俺は見逃していない。





SG「ところでホシヒョン、僕気になっていたことがあるんですけど…」



HS「なに？」

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