休み所 ページ40
Aside
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平手「Aちゃん、」
『はい』
平手「タオルここに置いとくね」
『あ、ありがとうございます』
浴室のドア越しに話しかけてくる友梨奈ちゃんに返事をする
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年が明けて数日
お正月の休みを何日間かもらったが実家に帰ることはなく、家に1人
年末の歌番組などを見返して反省をしていた
そんなところにかかってきた電話
友梨奈ちゃんからで、
「泊まりにおいでよ」とのこと。
2度目になるが、勿論慣れることはなく
誘ってくださったものの
今みたいにお風呂に入ってる時も緊張
でも、1人で家にいるよりは
どこか心細くなくて
欅坂じゃなくなっても
こうやって会える関係性で良かったと思う
そんなことを思いながら1番風呂にしてくれた湯船に潜る
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ガーッと音を立てているドライヤーで髪を乾かす
鏡に映る自分は紛れもなく高橋A
これから欅坂46の中でどんな存在になるのだろうか
なにを目指して何をやりたいんだろうか
最終的にはどんな風になりたいのか
それとも…その時その時の感情で生きてれば良いのか
先のことなんか考えずに目の前のことを＿＿
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考えてもしょうがない
そんな答えがいつのまにか出たのか
自分の顔から目を逸らしていた
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『…お風呂、ありがとうございました』
平手「あ、いえいえ。それサイズ大丈夫？」
友梨奈ちゃんに借りて着ているラフな洋服に目を移す
『あ、はい。大丈夫です』
平手「良かった」
『菅井さんに着せられたみたいに、モコモコなパジャマ着させられなくて良かったです』
平手「笑)大丈夫。私はそんな趣味無いから」
『そんな趣味ってどんな趣味ですか』
平手「笑」
キッチンで夜ご飯の準備をしてくれている友梨奈ちゃんの隣に立ち手伝う
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『友梨奈ちゃん結婚するんですか？』
平手「いきなり…笑？」
『いや何か、、家庭的なことをしてる友梨奈ちゃん初めて見たので』
平手「確かに…ん〜分かんないなぁ。するかもしれないし、しないかもしれないね」
『独身ですか…』
平手「バカにしてない？」
『してません笑』
平手「笑」
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苺?(プロフ) - kengo araiさん» ありがとうございます！コメントとても嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2020年6月6日 23時) (
レス) id: bd5d008b2a (このIDを非表示/違反報告)
kengo arai(プロフ) - ４章に突入おめでとうございます。応援しています。無理せず頑張ってください。 (2020年6月6日 23時) (レス) id: f94a0b563f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺 | 作成日時：2020年6月4日 8時
