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駒井「明智今日も学校来てねぇーな…」
牛久保「ほっとこうぜあんな奴」
駒井「なんでだよ」
牛久保「話しかけても無視するしさ」
学校に来なくなった明智を心配する駒井
とは真反対な態度の牛久保
そこに「ねぇねぇねぇ!」と大声で慌ただしく入ってきた清武は衝撃発言をする
清武「明智学校やめるらしいよ!」
「「「「……え?」」」」
全員が手を止めて反応する
花沢「うそ!?マジ!?」
牛久保「なんで!」
大鳥「マジマジ。長井の机の上に明智の退学届けあるの見ちゃった」
一気に騒がしくなる教室に遅れてやってきたA
駒井「なぁなぁ!A!やばい!明智学校辞めんだってさ」
『…』
牛久保「…。なんとも思わないのかよ」
『…まぁやっとかって感じ』
牛久保「は?」
Aの態度に苛立つ牛久保
牛久保に刃向かうように睨んで返した
牛久保「他人事かよ」
『他人だもん』
牛久保「何があったのかとか心配しねえのかよ」
『随分と都合がいいんだね、牛久保って。つい最近まで、なんならさっきまで、明智に対してどうでもいいとかいう態度取ってたくせに、退学とかいう取り返しのつかないことに
なったら焦るんだ?…ことが起きてから心配するんだ』
牛久保「っ…」
正論に打ちのめされて
何も言えなかった牛久保は苛立ちを残したままAから目を逸らす
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作者名:苺 | 作成日時:2022年3月30日 18時