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今までに1番長くて来なかった日数は1週間
だがもう2週間以上来ていなかったA
明智と共に登校したあの日以降、なかなか顔を出さない
さすがにクラスメイトたちも不安がっていた
「卒業出来なくなるまであと少し…」と田中は頭を抱えた
原田「…よしっ!分かった!」
東条「何かわかったの!?」
原田「探偵ごっこよ」
若林「また探偵?」
原田「謎を解くために仲良いあんたらが今日、Aの後をつけるの。最終的にはAの家に突入!!」
東条「はぁ!?」
原田の無理難題な提案に立ち上がる東条
原田「今さっき途中から来たみたいだし、探偵ごっこで謎解明よ!」
明智「乗り気じゃねえわ…」
原田「なんでよ、明智ぃ!あんたが1番気になってるでしょ?動かないと何も解決しないわよ!」
3人が頼まれたものの
さすがに複数人で後をつけるのはバレると考え幼馴染みの明智に任せた
明智1人でも勘が鋭いAにはバレそうだが
家が隣の東条のほうが都合良いとは思ったものの、家の中に入れるのは明智しか居ないことになる
自信なさげだが
放課後になり早速原田に言われたとおり、後をつける明智
真っ直ぐ帰るかと思いきやAはフラフラ色んなところに寄っている
家に帰りたくないとでも言うかのように
後をつける明智は心配になった
いつ家に帰るのかと
やっとマンションまで来た時は
すでに暗い時間帯
明智「…はぁ」
やっとここまで来た
と、ため息をついた明智はAが入る前に話しかけ訳を言って部屋に入らせてもらわなきゃいけない
その反動で近づく
明智「…、A、あのさ…っ」
『っ_』
声かけた瞬間
明智「…A_」
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作者名:苺 | 作成日時:2022年3月30日 18時