検索窓
今日:19 hit、昨日:25 hit、合計:92,956 hit

1-23 ページ23

.


















ほとんどの生徒が気づかないうちに原田は屋上へと来ていた



 

若林に話しかける


















原田「学校が私を辞めさせなかったらどうするの」


若林「僕はっ‥‥」


原田「もし私が“教師を辞めない”って言ったら、あんたはそっから飛び降りるの?」


若林「‥‥そ、そうだ」
















少し弱気になって若林は答えた



飛び降りるということを初めて真正面から言われ認識したから
















Aがよく屋上に来るときのほどよく靡く風ではなくて、

ここに居る人の心情を表すように珍しく風は強かった



















原田「大体、マスクのことくらいで死にたくなったの?」


若林「あんたにとってバカにみたいなことでも、誰かにとって大事なことってあるだろっ‥‥!!」


原田「どぉーだろう」


若林「あるんだよ!!」


原田「本当にあんた、死んでまで私を辞めさせたいわけ?」


若林「あぁ‥!」
















強気に答える


怖がってる自分を飛ばすためでもあっただろう


















原田「じゃああんたが死んで、私がクビになったら、あんたはそれで嬉しいの?」


若林「・・・」


原田「だったら飛び降りるのが一番確実に嬉しくなる方法だわ」
















そう言われ、何が1番嬉しくなる方法なのか考え始めた若林





自分が何を考えているのか、足は動く



















牛久保「何話してんだ?」


駒井「聞こえねぇ」


















原田「早く死になさいよ、嬉しいんでしょ?」















追い討ちをかけるように、

若林の本音を問い詰めるように原田は言う










グッドタイミングなのか

タイミング悪いのか






田中が入ってきて



衝撃的な言葉を口にした原田にズンズンと近寄る















田中「先生…、なに言ってるんですか!!」



原田「こいつ飛び降りて死んで、

私がクビになったらめちゃんこ嬉しいんだって」



















きっと若林はそこまで言っていない

なんなら思ってもいない













なのに話だけどんどん進んでいってしまう





それが逆に若林を飛び降りないようにさせているのだろうか

1-24→←1-22



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
214人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

苺?(プロフ) - 風香さん» 読んでくださりありがとうございます!俺スカ、楽しんでください! (2022年2月12日 17時) (レス) id: 0f923417d2 (このIDを非表示/違反報告)
苺?(プロフ) - 橋ちゃんさん» こちらにもコメントありがとうございます!毎日更新頑張りますので、よろしくお願いします!! (2022年2月12日 17時) (レス) id: 0f923417d2 (このIDを非表示/違反報告)
風香(プロフ) - 俺スカめっちゃ好きです!今日もありがとうございます!!! (2022年2月11日 23時) (レス) id: 21c8445e23 (このIDを非表示/違反報告)
橋ちゃん - 俺スカのお話書いてくださってありがとうございます❤️嬉しいです🎵また毎日の楽しみができました〜😭感謝ですお🙇‍♀️⤵️これからも頑張ってください‼️ (2022年2月11日 20時) (レス) id: 0784958bbf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年2月11日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。