#欅坂46 -3- (ページ2)

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変化ページ2

Aside

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色んなイベントがスケジュールに入っているこの期間は

毎日のようにレッスン室を行き来して物論メンバーとも毎日会う

午前中に雑誌の撮影があるというメンバー数人は遅れて参加しに来て

ちょうど休憩中に入ってきた

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そんな様子を見ながら壁際に1人で座って水を飲んでた

何気この時間は好き

踊りまくったあとの水は内側から何かが変わるような

まぁ実際は変わってないが

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『…？』

いつもは隣に来る平手がレッスン室の隅にカバンを置いた

すぐ髪をまとめて水を一口飲んでストレッチしてるのに今日は違う

変化を隠すのが下手なくせに誰にも気付かれないようにと身を潜める

バレバレなのに

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まだ休憩の時間はあった為

隅まで行き平手の手を取って廊下に連れ出した

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ズカズカと歩きレッスン室からずいぶん離れた所まで来た

振り返ってみれば目が腫れているその姿

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『何かあったでしょ…』

平手「…何ともないよ」

『何ともなくない

言いたくないなら…いいけど。』

平手「…」

『出来るだけ言って欲しい』

平手「…」

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Tシャツの裾あたりでギュッとこぶしを握った平手

それに気づいた頃にはもう既に肩が震え泣いていた

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平手「…、変だって」

『変…？』

平手「…センターが、メンバーに恋して…

みんなが可哀想って…」

『…なに、なんの話…？』

平手「……。」