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半信半疑 ページ45

Aside



お風呂も入って、スキンケアもして、のんびりしてる最中にさっきまで眠い眠い言ってたてちは、


すっかり目が覚めてしまったのかなんだかルンルンで音楽を聴いている


さすがにずっと起きとくわけにもいかないので一応電気はつけたまま、ベッドの中に入った状態で話したりのんびりすることにした




平手「この前言ったさ、パフォーマンス楽しい?ってやつ」

『うん。電話のやつね?』

平手「そう。何かアンビバとか踊ってて楽しいって思えるやつが少しずつだけど私の中にもあるのね。だからAはどう思ってるのかなって。全部が全部辛いのはしんどいよなって思って」

『うん』

平手「というか、、あまり甘えたことなくない?人に…メンバーに」

『私?』

平手「うん」

『あ〜…でも、、甘えるって言うよりは人に甘えられた方が何か癒されるんだよね。性格も関係してるのかな』

平手「そうなんだ…。」




表情が分かりやすく曇るてち




『てちと居るだけで幸せだよ。というか、幸せそうにしてるメンバーを見るだけで、ここに居て良かったかなって思える。』

平手「そっか」




優しく微笑んでくれた



.


.


.


平手side



『あ〜…でも、、甘えるって言うよりは人に甘えられた方が何か癒されるんだよね。性格も関係してるのかな』


平手「そうなんだ…」





本当にそうなのかな


甘えられる人が居なくてそう言ってるだけかもしれない


疑うのは相手にも失礼だし申し訳ないけど心配になる


私は力になれてないのかな


もし私がAにとって甘えられる人だとしたらきっともう少し来てくれると思う


でも全然来てくれないのはやっぱりそういう性格なのかな…





『てちと居るだけで幸せだよ。というか、幸せそうにしてるメンバーを見るだけで、ここに居て良かったかなって思える。』

平手「そっか」






私より大人


ずっと大人


考え方も、精神的にも、メンバーとの距離感も
人との近づき方も。


1期生唯一の同い年メンバーで、初期からずっと一緒のセンターだけど、



私からしたら追いつきたくても追いつけないような人だった。Aは。




私は…





.



.



.



何もできない

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作者名: | 作成日時:2020年9月9日 17時

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