現状 ページ35
Aside
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『無くなった?何がですか?』
映画の共演者さんとの顔合わせの場で休憩時間に入りボーッとしていた私に電話がかかってきた。
電話の内容は平手センターとしての9枚目が無しになったって話
聞いたこともないハプニングに混乱する
それは普通にてちに何かあって、だとか、てちが無理になっただとか心配な部分もある
無し…?
『レコーディングしてたものは…どうするんですか?』
スタッフ「そこでなんだけどね、、これ、高橋出来ないかなって」
『センターの部分に私が入るって事ですか?』
スタッフ「まぁ簡単に言うとそうなんだけど…」
私が入れば私表題センターで初新曲の2期生の為になる
でもこれは元々は平手が表現するものであって…
でも私が表題として出すには…難題すぎる
スタッフ「表題が無理ならカップリングにしても良いんだが、カップリングセンターは高橋。表題を誰鐘にしてそのセンターなら平手でいけそうなんだけど、」
どんな曲かも分からない
世界観も何も伝えられてない
そもそも私はそのチームには入らない予定の人で
今からやるにしてももう気持ちは映画の主人公
きっと思う理想の僕にはなれない
『…無理です。ごめんなさい』
スタッフ「…。そうか、悪いな。急に頼んでしまって」
『あぁ…いや。大丈夫です』
スタッフ「じゃ」
私が断った事によって発売が完全に中止
後日連絡が入った
私のせい?
私がやれば良かった?
無理してでも表現すれば良かった?
でも中途半端にはしたくなかった。
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邪魔な人間…?
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作者名:苺 | 作成日時:2020年9月9日 17時