生きる ページ22
Aside
衣装からTシャツに着替えるための部屋に送る
私も軽く汗を拭いて着替えるがまだボーッとしてるのが感覚的に分かる
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てちは少しずつ戻ってきてるのかだんだんと会話も増えてきた
結局は笑顔が見れれば良いんだ
あなたが幸せなら良いんだ
楽しそうに生きてるなら私は何も心配ない
あなたを愛してる人はたくさんいる
それはメンバーにもファンにも
ファンではなくたってあなたに救われた人は
何人も居る
まぁこの目で見たことないから分からないけど
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皆んなの居る場所へ向かい、TAKAHIRO先生、
そして講師の先生方からプレゼントなどを貰い
ケータリングを口にする時間へ。
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あまり食べる気にはなれなくて
わちゃわちゃしてるメンバーを見る
私は欅坂になって
何を得たのかな
何を変えられたのかな
誰かの人生を良い方向へ向けられたかな
それが無けりゃ
やっていけない
ライブも終わりほっとしているのか保乃ちゃんと楽しそうにしているてち
美味しそうに食べているなーこと、ぺーと、りこちゃん
相変わらずいじりといじられが凄まじい理佐と葵
写真を撮っているアイドルらしい可愛いメンバー
何だか虚しくなってきた
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『はぁ…』
今の私はこの場には合わない
せっかく盛り上がっているんだ
ステージにでも戻ろう
まだ余韻が残っている
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作者名:苺 | 作成日時:2020年9月9日 17時