検索窓
今日:6 hit、昨日:27 hit、合計:82,564 hit

ページ19

Aside

2人して違う衣装を着て円陣に向かう
着替えてる時もメイクしてる時もどこかボーッとしてて目が点で、てちが緊張してるのが伝わってきた
もちろん私も死にそうなぐらい緊張してるんだけどとりあえずてちをサポートするのに精一杯

先にみんなが行ってしまった廊下を2人でゆっくり歩き時々立ち止まるてちに合わせる


スタッフ「ごめんね〜てち、もうちょっと歩ける?開演時間に間に合いそうに無いからさ…」


後ろから来たスタッフさんに言われ少し歩くスピードを上げる

ようやく見えたみんな姿
ゆっかーや理佐が近づいてきてくれててちとハグをしたり手を握ったり話しかけたりしている

理佐は私の方にも来てくれた


理佐「Aだって緊張してんでしょ。最年少のくせに。甘えなよ」


言い方キツ…笑

理佐「どう見ても口数減ったもん。お昼前からAの声聞いてない」

確かに全然てち以外と話してない


理佐「はい仕方ないからぎゅーしてあげる。」

何それ…笑
理佐に抱きしめられありがとと一言言われまたてちの元に戻る

しゃがみ込んだてちと同じ目線になり、様子を見る

影ナレを担当しているメンバーが会場のファンに気合を入れさせるといよいよ始まる雰囲気になる

それに合わせ自ら立ち上がったてちはプロ意識がすごい

進むかと思ったものの立ち止まりどうしたんだろうと見つめてしまう


『大丈夫?行ける?』


そう声をかけると頷くと同時に両手を控えめに開き抱きついてくる


『みんな居るからね?』



抱きつきながら頷くてちの背中をさすり舞台裏へとスタンバイする

あり得ないぐらいのお客さんが居るんだろうな…

夢→←本当



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
153人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年9月9日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。