あなたとてちの物語

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友梨奈side



マネ「そんなに酷くないからさ、1日病院で休んでみただけで入院じゃないから今日もう病院出るよ」




平手「うん」



やっさんが身の回りの片付けをしながら話しかけてきた




でも私にはいつ退院するとかそんなことはどうでも良くて昨日の夜、Aと何を話したのかが気になる



平手「ねえ、やっさん」



マネ「ん？」



平手「昨日の夜、Aと何話したの？」



マネ「倒れた原因とか、、、、Aさんは友梨奈にこうさせないようにもっと気をつけないとなとか、大丈夫かなとか色々心配してたよ」



平手「そう、、なんだ」



マネ「うん。すごい平手想いだよ」



平手「うん」





そんなことは分かってる



私を想ってくれて頑張りすぎちゃうのも嬉しいし、暖かいし、やっぱり大好きだし





でも最近疲れが溜まってて中々会話が弾まなくて



上手く返せなくて



冷たくなっちゃって




嫌われたんじゃないかなって思ってる








マネ「昨日誕生日でしょ？メンバーから祝福パーティしたいってLINE入ってたよ。もう準備してるって」




平手「、、、分かった」





本当は今すぐAの所に行きたかった





誕生日祝って欲しかった



毎年すぐLINEくれた



ケーキ一緒に食べてくれた



ずっとそばで過ごしててくれた


私が1番大好きな日だった




今は病院で精神的にもキツかったから余計に会いたかったけどメンバーがもう準備をし始めてしまってると聞いたからあーそっちに行かなきゃなと考えた






LINEも来てないからもしかしたら忘れてるのかもしれない


私が昨日誕生日だってこと





そう。



きっとそうだよ。




忘れてるんだよ。




だから。




しょうがないから。





メンバーの方に行ってあげよう、、。

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