あなたとてちの物語

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平手side


それからは毎日病院に通ってた



Aに会うため


あ、呼び捨てでいいよ〜って。事になったから呼び捨てで呼んでる笑


その方が距離も縮まるし



平手「やっほ〜」


『あ、てち』


平手「何してたの？」


『音楽聞いてた』


平手「良いじゃん。」


『ふふ笑.......』


平手「？どした？」


『.................っ』


平手「...何？どうしたの？」


『痛い.........』


平手「え？」


『痛い........痛い.....っお腹........』


平手「お腹？」


普通の腹痛でこんなにパニック状態に陥ることは無いと思うけど



私ではどうにも出来ないのでナースコールを押した




治療室に運ばれてったAの部屋はしんと静まり返っていて



空気が止まったみたいだった




いきなり.........




何が起きるか分からない.........






来れる時間帯しか来れないけど


できる限り一緒に居てあげたいんだ





治療室から出てきたAは眠っていて点滴？何かを打っていた




医者「これから、様子見の為、薬を打っています。もしかしたら手術になるかもしれないので。辛い治療も続きます....付き添いの方のサポートが重要になってきてしまうんですが」


平手「大丈夫です」


医者「そう言ってくださると心強いです笑」


平手「笑」


医者「では。」


平手「はい」



先生が病室から出ていき眠っているAの手を握る








平手「頑張れ.....ここに居るからね」





苦しい治療もそばに居ようと心に決めた

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