あなたとてちの物語

誕生日（恋人） ページ1

Aside


A･･･19歳設定




早朝に目を覚まし背伸びをした後すぐに1階へ下り、朝ごはんの用意をした。






今日は恋人の友梨奈が朝早くから仕事があると言っていたから。


確か、CMの撮影？





朝、早い。って言いながら前日部屋に入って行ったのを覚えてる。




本当に体が壊れないか心配になる時もあるがメンバーさんと楽しそうに笑ってる時はほのぼのする。





風邪を引かないようにマスクも出し、暖かい食べ物も作っておいた。








軽く作り終えた後は私も仕事に出勤する為準備をし始めた。






メイクをしたりヘアアイロンで髪を整えたりしているうちに友梨奈が眠そうに階段を降りてきた。





紺色のパジャマ。

結構可愛いのが好きなんだと買ってきた時に思った記憶がある。




『おはよう。友梨奈』





平手「、、、、おはよ」





朝だからテンションが低いのかな？








まだ4:30。




高校2年生にとってはキツいか。






トイレから出てきた友梨奈はまだ寝ぼけてる顔で歯を磨いて洗面所から出てきた。




『朝ごはん作ったよ。置いとくね』





平手「要らない」





『、、、』





平手「食欲無い」







『、、そっか。続くようだったら病院ね』






平手「、、、、」







こんなのが最近続いてる。




最初は傷ついたけど今じゃ慣れてしまってる。







人間というのは怖い。







感覚が鈍って麻痺してくると何が危険で何がダメなのかも分からなくなってくる。









平手「もう行くよ？」






『全然セットしてないじゃん』





平手「あっちでやってもらうの。」




『そう』







『行ってらっしゃい』







平手「、、うん。行ってきます」




バタン＿＿＿

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