始まりと、最高の隣人 ページ2
表札には何も入っていない。だが無機質に鳴り響くこの音は電気が通っている証拠。誰かが住んでいることは間違いない。しばらく待てばパタパタと申し訳程度に音が聞こえたので喉を整え挨拶の体制を取る
「はーい」
「あっ、今日から303号室に引越……
ここまで言って固まった。まずはーいの時からあっ、女の声やって思った。ここまではいい。けどちゃうねん、問題はそこちゃうねん。
……なんつーか、眩いねん。
した忍足謙也っす、宜しく頼んます」
「302号室の、弥Aです。こちらこそ宜しくお願いします」
小さく会釈する感じがもう、可愛い。素材は美人系やけど笑顔が狂おしい程可愛い。ちょおま、○起しそう、アカン。
引越しそばとしょうもないタオルを渡して挨拶は終了のハズやったがここで俺の男気が炸裂する。もうヘタレ言わせへん
「弥さんっすね、煩かったらいつでも壁ドンしてもらってええんで」
「ふふ、善処しますね」
「ところで、学生すか？」
「そうです、今年度から大学3年になります〜」
「おっ、同い歳やん！」
キタコレありがとうございます。思わずガッツポーズしそうになるのを必死で堪えた。逃がしてたまるか俺のセカンド青春
「え、嘘凄い！じゃあタメ口でいいよね？」
「おっしゃ決まりや。ほなよろしくな！」
それからしばらく雑談をして、円満に解散した。最高の物件を見つけてしもた。隣にタメの美女とかギャルゲーやん。しかもゴッツ性格ええやん。メインヒロイン系やん
逆隣の人への挨拶も忘れ、るんるんで自分の部屋へと戻った。
荷解きも程々にバルコニーへと出る
日当たり良好、道路に面してへんから洗濯物が排気ガス臭くなることもない
伸びをして夕焼けを楽しんだ。
そう、ここまでは何も悪いことなど無かった。
隣から俺の鼻腔を擽るとある匂い、
いや臭い。
ここから何かが違いはじめた。
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トマトけちゃ - 当方関西人ですが全然違和感ないです！それ以上に話がめっちゃ面白いのでもし間違ってても全然気になりませんよ(о´∀`о)b更新楽しみに待ってますね！！ (2019年3月26日 0時) (
レス) id: 2ca6795aa6 (このIDを非表示/違反報告)
ろちこ(プロフ) - ふゆさん» ふゆさんお久しぶりですーー！まだ見ていてくださっていたことに感激です！本当にありがとうございます！必ず完結させますので宜しく御願い致します！ (2018年10月17日 9時) (レス) id: d07a09c4d9 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - ろちこさん、お久しぶりです！続きとっても気になります〜（＾＾）ゆっくりで構いません、気が向いた時にでもまた続きが読めたら嬉しいです。楽しみにしてます！ (2018年10月16日 16時) (レス) id: 2c1749d4fd (このIDを非表示/違反報告)
ろちこ(プロフ) - 鏡零さん» 鏡零さんはじめまして！コメントありがとうございます！必ず更新致しますので気長にお待ち頂ければと思います！ありがとうございました！ (2018年8月31日 8時) (レス) id: d07a09c4d9 (このIDを非表示/違反報告)
ろちこ(プロフ) - 鳳梨さん» 鳳梨さんありがとうございます！！嬉しいです！必ず更新致しますので宜しく御願い致します！ (2018年8月31日 8時) (レス) id: d07a09c4d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろちこ | 作成日時：2018年1月13日 2時
