あの日、あの時、あの場所で Ⅱ【Reo】 (ページ10)

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亜「よかったら2人もこの後一軒行かない？」

白濱さんのお誘いでついていくことにした。

居酒屋でわたしは玲於くんの隣、向かいに白濱さんとコウタ先輩が座る。

コ「Aこっちに来てたの？連絡してくれればよかったのに」

『いや、わざわざ連絡しないですって先輩だって忙しいでしょうに』

コ「まあ舞台の公演期間とかだったら構ってやれないけど大体暇だよ(笑)俺」

亜「玲於とAちゃんはご飯食べてたの？」

「そうだよ」

亜「玲於迷惑かけてない？大丈夫？」

『とんでもない！わたしが迷惑かけっぱなしで申し訳ないです！』

亜「ホント？(笑)なんかあったら言ってよ！」

『大丈夫です！なんかあったら言ってって隼くんにも言われましたよ(笑)』

「隼もうるさいんだよホントに」

コ「GENEの皆さんと仲いいの？」

『元々は働いてる喫茶店のいち店員とお客さんの関係なんで、わたしが仲いいって言っていいのか分かんないんですけど。まだ全員とはお会いしたことないし、白濱さんも初めましてでめっちゃ緊張してます……』

亜「ははっ、大丈夫大丈夫！亜嵐って呼んでくれていいから！」

「はい、亜嵐さん……」

亜「ふふっ、Aちゃんかわいいね」

めちゃくちゃ照れるからやめてほしい！

コ「ね、かわいいでしょ？コイツ高校の時からこんな感じでずっとチビでさー変わんないね」

『先輩一言余計！』

亜「それにしてもコウタの後輩が玲於の言ってたAちゃんだなんてびっくりだよ」

コ「世間って狭いよねなんか」

玲於くんさっきからあんまり楽しくなさそう？

まあ亜嵐さんとコウタ先輩よく喋るからな……(笑)

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