あの日、あの時、あの場所で Ⅱ【Reo】 (ページ13)

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色々話してたら
気付いたら2時とか過ぎてて
すごく眠くなってきた。

亜「Aちゃんめちゃくちゃ眠そうじゃん大丈夫？」

『……だいじょぶですー……』

コ「全然大丈夫じゃなさそう(笑)」

亜「出ますか」

亜嵐さんがお支払いしてくれたのは覚えてる。

亜「玲於、Aちゃんのことちゃんと送ってあげなよー」

「はいはい、亜嵐くんまた明日ー」

コ「A！またなー」

『ごちそうさまでしたー……んー』

「ほれ、帰るぞ」

『んー……』

ダメだ、酔ってるし眠いと頭が働かない……

「うわ、めんどくさ。ちゃんと歩けよ」

『れおくんごめんねぇ……』

「ん、」

迷惑かけてんの分かってるけどいかんせん瞼が重くて
フラフラしてしまうところを玲於くんが支えてくれる。

向かいからくる車のライトが眩しくて
急に我に返る。

『んー……まぶしっ……うわーアタマ痛っ……』

「どうした」

『あーごめん、玲於くんもう大丈夫、ひとりで歩ける』

「ホント？最初からちゃんとひとりで歩けよ(笑)」

『ごめん……』

「いーよ」

『今日ありがとね、玲於くんあんまり乗り気じゃなかったでしょ飲むの』

あんまり楽しそうじゃない感じしたから

「そんなことねーよ」

『まさか先輩と亜嵐さんが繋がりあると思わなかったなーしかも会うなんて』

「Aちゃんって結構モテるでしょ」

『そんなことないよ恋愛経験少ないし、好きになった人に振られてばっかりじゃん』

「でもあんなイケメン先輩と付き合ってたんだろ」

『短かったのに先輩が付き合ったうちに入れてくれてたのがびっくりだった(笑)』

「……ほら、家着いたよ」

『うん、玲於くんありがとう。気を付けて帰ってね』

「ん。また連絡する。おやすみー」

『おやすみ』

明日お店お休みでよかったな……
玲於くん達はお仕事なんだろうけど
送ってもらっちゃって申し訳ない。

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