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#77 優しい眼差し ページ5

それを通学鞄からペンケースを出し、
日本史のノートにシャープペンシルを
使って書いてまとめる。

シャープペンシルを珍しがる宇髄としのぶ。
それに受け答えながら、なんとかまとめる。
昨日の授業に使った、日本史、科学、数学、古文、
音楽の教科書も、しのぶに貸す約束もした。

日本史…あらっ?
日本史の先生って、どんな先生だったっけ?
まるで霧がかかったように
記憶が無い……

それにしてもだ。

「はー、鬼ってなんて理不尽なの…!!」

都希が蜜璃に訴える。

「都希ちゃん?」

「だってこちらは一回腕を斬られたら
もう終わりなのに、何、再生能力って!?
ずるくない!?ずるいよね!?
また腕生えてくるんでしょう!?」

「まあ、そうよね」

今度は蜜璃が若干、引いてる(笑)

「しかも不老不死!?
♪お化けは死なない〜病気もなんにもない!!
の世界!?」

都希は某有名妖怪アニメの歌を歌いながら
まだ怒ってる。

「それに、血鬼術!?なんなの、それ!?
どこまでチートなの!?
なんなの、鬼殺隊、不利すぎ!!
ね、蜜璃ちゃん!!」

都希は本気で怒ってた。

「そんなに俺たちのことで
怒ってくれなくてもいい」

煉獄が優しい眼差(まなざ)しを都希に向ける。

(えええー♡またキュン死にするー♡)

大丈夫、死にません(笑)

蜜璃も、それに気づき、
「きゃあ♡」と小さく叫んだ。

「それでも。俺たち鬼殺隊は
鬼と戦わなくてはならない。
罪の無い人達を鬼から守る為。
鬼を殲滅させるという、お館様の悲願の為。
それが力を持って生まれた者の責務だから」

(やだぁ、杏寿郎さん、
カッコよすぎー(//∇//))

都希は惚れなおしていた♡

♪───O(≧∇≦)O────♪

またキュンに死ですか(笑)

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://ameblo.jp/mienya-suzume/entry-12671902018.html  
作成日時:2021年5月4日 20時

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