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#85 兄上の恋人 ページ13

「えー、そうなんですかー。
兄上、お見合いはしてないから、恋愛ですか?
それなら、この前みたいな性格の悪い人を
兄上が選ぶ訳ないから、今度の人は
大丈夫ですね!」

「何を根拠に…」

「兄上が選んだ人ですよ?いい人に決まってます!
兄上の女運の悪さを見て数年。やっと兄上も
報われる時が来たと思うと感動です!」

千寿郎は兄上大好き弟だ。
そして、今、ひとりで盛り上がってる。

「では、会わせてください!
さ、兄上、その方の所に連れて行ってください!」

「いや、今は蝶屋敷にいないと思う」

「なぜですか?」

「今、甘露寺と市中に買い物に行ってる。
宇髄曰く、女のお喋りと買い物はものすごーく
長いそうだ。だから帰るのは夕方だろう」

「夕方ですか…そんな時間に初対面の女の人に
会いに行くのは非常識ですね。
わかりました、明日以降にします」

「そうだ、俺も寛いでる場合じゃない。
胡蝶に十万立て替えて貰ってるから
返しに行かないと」

「兄上、何買ったんですか、そんな大金払って」

「隊服の内ポケットに入れといたんだが…」

「これですか?」

千寿郎が桜のモチーフの薔薇水晶の髪飾りを
取り出す。

「そう、それ」

「綺麗な桜の髪飾りですねー。
これ、その兄上の恋人さんの持ち物ですか?」

「ああ、買い物に行きたいけど、金がないと
言ってたので、強制的に胡蝶に十万で
買わされ、その金は都希が貰って、
今、買い物してる」

「へぇー、恋人にポーンと十万あげるなんて、
兄上、太っ腹ですね!
それだけ、その都希さんが好きなんですね!」

「バ、バカっ、何を言って……」

「兄上は昔から隠し事が下手ですからねー。
バレバレですよ。それじゃ、その都希さんが
帰ってくる時間に合わせて蝶屋敷に行けば
また会えますよ。この髪飾りは兄上の部屋に
置いときますね」

♪───O(≧∇≦)O────♪

千寿郎くん、都希ちゃんに
会いたがる(笑)

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://ameblo.jp/mienya-suzume/entry-12671902018.html  
作成日時:2021年5月4日 20時

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