#603 彼の捜査 ページ6
厨房に入った都希は、厨房で目まぐるしく
働いていた。
(ちょっとおーー!!
めちゃくちゃ忙しくて
須磨さんの行方を探すどころじゃ
ないんだけどーー!!)
「都希さん、こっちもお願い!!」
「はーい!!」
ちなみに男装している都希は名前を
そのまま使っていた。
【とき】と言う名前は男女どちらでも
いける名前だったので。
(はー、炭治郎くんや杏寿郎さんは
どうしてるのかな?)
汗を拭きながら、都希はふたりの心配を
していた。
その頃、炭治郎こと炭子は、
額に傷があるので裏方の仕事をしていた。
「ちょっと炭子、この荷物を
鯉夏花魁に届けてくれない?」
従業員が指し示したところには
大量の贈り物が置いてあった。
「はい!
わかりました!!」
炭子は大量の荷物をヒョイっと担ぐと、
「では、行って来ます!」
その後ろ姿を見た従業員たちは、
「炭子ちゃん、力持ちよねー」
「なんかガッシリしてるしね!」
女装してる男だから当たり前だ(笑)
その頃、煉獄は、
座敷に通されていた。
もちろん、落ち着かない(笑)
「この部屋でお待ちください」
「わ、わかった!」
そして待つこと十分。
そこにひとりの遊女が入って来た。
後ろには三味線を持った十歳くらいの少女が
ついてきた。
彼女は
将来遊女になるために先輩遊女に付いて
勉強しているのだ。
「はじめまして。
私は
よろしくお願いします」
明里は深々とお辞儀した。
「丁寧に申し訳ない!
それで俺の事情は聞いているか?」
「はい、床入りは無しとのこと。
もうすぐ、お酒とお食事がきますので
もう少々お待ちください」
「あい、わかった!」
そう言う挨拶をしている時、
襖の向こうから声がかかった。
「お酒とお食事をお待ちしました」
その声には煉獄は物凄く
心当たりがあった……
♪───O(≧∇≦)O────♪
いよいよ潜入出来ました!
しかし、大丈夫なの、煉獄さん!?(笑)
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9月3日の20時、
#604 彼の捜査・に
の一話のみの更新です。
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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://ameblo.jp/mienya-suzume/entry-12742086534.html
作成日時:2022年8月30日 20時