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#613 鯉夏花魁の部屋・四 ページ16

ときと屋、主席の花魁の鯉夏。
主席の部屋らしく、そこは豪華な広い部屋だ。
布団を弾いた閨では、その日の客が
酔いつぶれて寝ている。

そこに、炭治郎、都希がいたのだが、
鯉夏が煉獄に会ってみたいとのことで、
都希が倒れたと嘘をつき、
煉獄を連れ出すことに成功した炭治郎。
しかし、その後に、煉獄の相手をしていた、
二席の花魁の明里までついてきた。

明里を見た鯉夏は、

「あら明里じゃない。
どうしてあなたまで来たの?」

「私のお客様を連れ出しておいて、
その言いぐさは何?
ひとことくらい文句言ってもいいじゃない!」

「まぁまぁ。
とにかく、部屋に入って。
お茶とお菓子くらい出すわ」

そのやりとりを見ていた炭治郎は、

「うわぁ、絶世の美女のやりとりなんて
はじめて見ました!」

「そうか?
俺は都希以外は何も感じないからなぁ。
確かに美人ではあるが、」

「美人ではあるが?」

炭治郎が聞き返す。

「俺の守備範囲外だな!!」

炭治郎がずるっとコケた。

「杏寿郎さん、何を言ってるの。
早く中に入ってね」

「都ー希ー♡
男装してても可愛いなぁ♡」

「とにかく、入って!」

相変わらず都希を溺愛している
煉獄に、
鯉夏がほのぼのと、
明里がキッ!と都希を睨んでいた。
それは客をとられたから当たり前だ。

禿と炭治郎、都希が手分けしてお茶を淹れ、
テーブルに並べた。

「それで、私に聞きたいことってなんでしょう?」

お茶を飲みながら、鯉夏が煉獄に聞いた。

「それは、このときと屋にいたと言う、
須磨という女子について聞きたいのだが」

「うーん、須磨ちゃんね。
須磨ちゃんは…」

そう鯉夏が顎に考えながら言うと、

「半年前に入って来たのに、
二ヶ月位で三席の花魁に上り詰めたわね」

明里も口を挟む。

♪───O(≧∇≦)O────♪

炭治郎と都希ちゃん、
煉獄さんは鯉夏花魁の部屋にいます。
明里もついてきました。

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次回の更新は
10月9日の20時、
#612 鯉夏花魁の部屋・五
の一話のみの更新です。

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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://ameblo.jp/mienya-suzume/entry-12742086534.html  
作成日時:2022年8月30日 20時

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