#491 巫女装束・ニ ページ14
「都希さん、そういうわけで今日は仕事は
休みでいいですよ」
「ありがとう、しのぶさん!」
しのぶが気を使ってくれて、
都希はその日の蝶屋敷の家政婦の仕事は
休みになった。
それから煉獄と都希は蝶屋敷から
馬車で呉服屋に移動し、
店主と相談して、都希に似合いそうな
桜の模様の着物を買った。
「ありがとう、杏寿郎さん、
とってもキレイ♡」
「いやいや、喜んでくれて、
こちらも嬉しい!
それを着た君を早く見たいな!」
「もうっ、杏寿郎さんったら♡」
ふたりでイチャついていると、
「あのー、そろそろいいですか?」
見かねた馬車の御者が迎えに来た。
「す、すまない!!
では、俺の家まで頼む!!」
「お願いします!」
煉獄と都希は顔を真っ赤にしながら
馬車に乗り込んだ。
そのまま煉獄家に着くと、
都希は自分の部屋のタンスから
神社の神主にもらった
巫女装束を出した。
彼は都希のひいひいおじいさんに当たる人だ。
そして鬼に殺された彼の妻はひいひいおばあさんで
今年五歳になる子供はひいおばあさんだ。
(私は
杏寿郎さんと結婚して煉獄姓になったけど…
変わらないわ…)
(アトランティスの神官の方から
どんなことが
聞けるのかな?)
都希は洋服から巫女装束に着替えた。
(やっぱり気が引き締まるわね!)
「お待たせしました!」
巫女装束に着替えた都希は
居間で待ってる煉獄の元に急いだ。
ちなみに、炭治郎、善逸、伊之助の三人は
修行中でいない。
都希の巫女装束を見た煉獄は、
目を大きく見開いて息を飲んだ。
「これはこれは、美しいな!!
こう、凛とした美しさと、
なんとも言えない色気が
堪らない!!」
♪───O(≧∇≦)O────♪
煉獄さん、都希ちゃんの
巫女装束に大喜び(笑)
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次回の更新は
3月31日の20時
#492 巫女装束・三
の一話のみの更新です。
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作者名:ミーニャ x他1人 | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations
作成日時:2022年3月21日 20時