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#365 伊之助の捕獲 ページ8

「…女の買い物と話は長いと
聞いていたが、
支度も長いのか……」

「そういうことです」

煉獄の呟きに、着替えを手伝ってくれた
鬼殺隊・服飾部の男性が答えてくれた。

その時。

「煉獄さーん!
着替え終わりましたかー!?」

襖の向こうから炭治郎の声がした。

「その声は炭治郎か?
終わってるぞ!」

「お邪魔していいですかー?
伊之助が披露宴会場にいたら
目の前のご馳走を食べちゃいそうなんで
連れ歩いてるんです!」

「なるほど、いいぞ!」

「ほら、伊之助、煉獄さんが入っていいって…」

そう炭治郎が言いかけた時、

「あれっ?伊之助がいない!!」

「猪突猛進ー!!」

遠くの方で伊之助が走りながら
叫んでる声が聞こえた。

「伊之助ー!待てってー!!」

それを追う善逸の声もする。

「あのっ、煉獄さん、俺も伊之助捕獲に
行きます!!」

ドタドタと炭治郎が走り去った音がする。

「相変わらず、賑やかだな!!」

煉獄は豪快に笑った。
それから十分後。
炭治郎が善逸、伊之助と戻って来た。

「煉獄さ〜ん!
伊之助を捕獲しました!
入っていいですか?」

「誰が捕獲されたんだ!!」

「伊之助、お前だよ、お前!!
お館様のお屋敷で走り回るな!!」

伊之助が反論する。
そんなことを気にしないように
煉獄は笑う。

「無事捕獲したみたいだな!
いいぞ!!」

「「失礼します!」」

炭治郎と善逸が挨拶して
部屋に入る。

「わあっ、煉獄さん、カッコいいです!
都希さんが言ってたみたいに
王子様みたいです!!」

炭治郎が感嘆の声を上げる。

「でも巫女の姉ちゃんの衣装も
キレイだったぞ?」

巫女の姉ちゃんとは伊之助の
都希の呼び名です。

「何!?」

その時、
煉獄から怒りが炎となって
立ち昇った。

♪───O(≧∇≦)O────♪

伊之助、産屋敷家を
走り回る☆

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次回の更新は
11月25日の20時、
#366 怒りの炎
の一話のみの更新です。

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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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メロン♪ - 更新、無理せずに頑張ってください。 とても面白かったです。 私も鬼滅の刃の夢小説を書いています。 体に気を付けてくださいね? もし、良かったら鬼滅の刃の夢小説を読みに来てくださいね? (2021年11月20日 18時) (レス) id: 89b081aabc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations  
作成日時:2021年11月20日 18時

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