#373 蜜璃としのぶの会話 ページ16
「私はこないだ伊黒さんに
してもらったわよ♡」
さらっと蜜璃が言う。
「う、嘘、私、甘露寺さんより
遅れてる!?」
「だ〜か〜ら〜♡
しのぶちゃんも冨岡さんに
抱っこしてもらえばいいんだって♡」
「えええ〜…」
しのぶはまだ照れていた。
「まあ、都希ちゃんは今夜、
お兄様と同衾するわけだから、
一番進んでることになっちゃうよねー」
「甘露寺さん!!」
しのぶは真っ赤になった。
蜜璃はさらに続ける。
「伊黒さんね、冨岡さんがしのぶちゃんと
結婚しないと私と結婚しないつもり
だったみたい。先輩が先だからって。
でも、今日のお兄様と都希ちゃんの
結婚式と披露宴を羨ましそうに見ている
私を見て…」
「甘露寺さんを見て?」
「今度、結婚式と披露宴を、
してくれると言ってくれたの♡」
「えええー!?」
「そしたら一緒に住めるし、
同衾もできるでしょう?
私は結婚前でも同衾してもよかったんだけど、
順番は大切だ!!って聞かないのよ。
そういうところも大好きだけど♡」
「…そうですか、甘露寺さんと伊黒さんが
結婚式と披露宴を……」
しのぶは少し考えていたが、
バッ!と顔を上げた。
「わかりました!!」
「なにが?」
「私も冨岡さんを説き伏せて
甘露寺さんと伊黒さんと一緒に
結婚式と披露宴をする様にしてもらいます!!」
しのぶが拳を握って力説した。
「えええ、そんなことできるの!?
私は嬉しいけどー♡」
「白無垢とかウェディングドレス製作の
関係で一ヶ月後位を目安に
してもらいましょう!!」
「キャー♡しのぶちゃん、
カッコいいー♡」
蜜璃が歓声を上げた。
「「ハックション!!」」
その頃、冨岡と伊黒は
同時にくしゃみをしていた。
「「なんだか寒気と熱意を感じる…」」
いつの間にか合同結婚式と披露宴を
することになってしまった
冨岡と伊黒はただならぬ気配を感じていた…
♪───O(≧∇≦)O────♪
蜜璃ちゃんとしのぶちゃんの
企み(笑)はあとで
冨岡さんと伊黒さんは知ることになります。
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#374 あなたに逆らえない
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メロン♪ - 更新、無理せずに頑張ってください。 とても面白かったです。 私も鬼滅の刃の夢小説を書いています。 体に気を付けてくださいね? もし、良かったら鬼滅の刃の夢小説を読みに来てくださいね? (2021年11月20日 18時) (レス) id: 89b081aabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations
作成日時:2021年11月20日 18時